雪降る八月、花束を。

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メンズ校 3話 私的感想メモ

テレビ東京毎週水曜日0:12〜 ドラマホリック

「メンズ校」

について感じたもの思ったものの殴り書き記事です。

☆注意事項

公式制作元とは一切無関係の一個人の主観なので、異論や文句はお断り。本作を私が楽しむため以外の意図は御座いません。

実在の全てと切り離してお楽しみいただけますと幸いです。

なんらかの形でこのブログを見てしまっているいわゆるジャニヲタ以外の方へ。私はなにわ男子・関西ジャニーズJr.の長尾謙杜くんを主に、ジャニーズ事務所を贔屓にしている素人です。その点ご理解頂いた上で読んでいただけると助かります。

 

ドラマ メンズ校 公式サイトはこちら

https://www.tv-tokyo.co.jp/menskou/

原作は 和泉かねよし先生の「メンズ校」(小学館)。ですが、ドラマ版はオリジナルキャラクターや設定を加えたものになっています。

正式なあらすじは公式サイト、本編は各種配信サービスでご覧いただけます。

 

脱獄(島の外への無断外出)計画に失敗し、罰として3ヶ月間の掃除を履き掃除を命じられた5人。脱獄計画発端の野上(西畑大吾)はペットボトルでイカダを組み自力で島を出る案を次に提案。特に意見をしない寡黙な源田(藤原丈一郎)、花井(長尾謙杜)は最初こそ否定的だったものの、神木(高橋恭平)の面白そうの言葉の後はどこか楽しそうに口角をあげていた。止まらない野上に牧(道枝駿佑)は無理だろうと反論するも、野上節を破れず今回も巻き込まれてしまう。ペットボトルを集めるために飲み終わった飲料水の空ボトルをリュックいっぱいに詰める面々の光景に少し引きつつ渋々ながら協力する牧。海辺で集まっている時に先輩の藤木(大橋和也)に見つかるが、少々怪しまれながらも花井の機転を聞かせた演技で騙し通すことにも成功。それを褒めた神木が続けた「勢いで俺らも騙すんじゃねえぞ(笑)」という何気ない言葉に反論した花井だが、花井の不自然さを野上は感じ取る。

所持品検査の気配が迫るころ、寮監鬼河原の手先でもある藤木の前に自ら姿を現す桃井(大西流星)。桃井は前回の脱獄計画を興味から私物ドローンでつけて監視していたところ、それを牧に衝動的に蹴りで破壊されてとても怒っていた。

桃井は5人の計画を妨害するべく、所持品検査の日時を藤木の部屋から盗み見て、それに合わせて彼らが集めた大量のペットボトルを隠し場所から全て奪い、花井の部屋に散らかす。

集めた船の材料がなくなり焦る5人。花井は寮の自室に戻り心当たりのない事態に驚愕する。その時響き渡る所持品検査開始を告げる声。大量のペットボトルの始末より先に自室から1つの段ボールを運び出し、ペットボトルを隠していた隠し場所に移した花井。花井の不自然な動きを見逃さない桃井は、花井が隠したダンボールをニヤつきながら盗み去る。そこには…。

 

メンズ校、予告が上手いのだ…展開が読みきれなくて最後まで見たくなります。途中花井くんが桃てぃんの標的にされ、花井くん自身のトラウマも呼び起こされ非常に心が痛むのですが、3話は優しい結末を迎えるので是非見てください。

 

花井くんの秘密の箱を開けた桃てぃんが、ダンボールごとこっそり返そうとするのですが、廊下に置いてしまい持主不明の不審物とされ最悪のパターンに…ここの動きの意図の語られない感が好き、好きなのよ。触れられたくない大切な部分を持っている同士、監視をして弄んでいたはずの桃てぃん、中身を開けて驚き、この箱を慌てて探しまわり泣き苦しむ花井くんに同情してしまったか。

絶体絶命な中でも、花井くんの隠し事に感づいていた野上の助けで花井くんの大事なモノは救われます。自分の好きなものを馬鹿にされたり否定されるのを恐れ、これが自分のものだと知れたら『また』嫌われると、隠し事をしていた理由を明かします。一度は認めて仲間に入れてくれた、みんなにだけは嫌われたくなかった花井くん。牧くんはその様子からエリカの言葉を思い出し、衝動的に花井くんにぶつける。

牧くんの言葉と認めてくれる仲間に救われた花井くんは、自分の好きを隠さなくなったのであった!…めちゃくちゃいい話か!??ありがとうございました。演技たまらん。

 

花井くんが演技が上手くなった理由、自分すら騙して、本当の自分を守るためだったのかな。切ない。一度は否定されたモノを表に出すのはとても勇気がいることだから、花井くんはとっても強い子。本心隠すのが良い悪いの話じゃなくって、花井くん自身がみんなの前で嘘偽りない自分でありたいと考え改めたから出来たことでもある。

 

花井くんに関しては書きたいポイントいっぱいあるんですが、実際本編見て欲しいし私が見入ってしまうのでこの辺で。

 

自分のことを知られたくなくて逃げ隠れしたところで関わらなければいけない時かくれんぼをしなきゃいけなくなる。隠さないことで周りの人も楽になったり不安がなくなったりするのだ。共感や共有により安心を得られるように生き物として生まれているので、世間的には多分こっちが正解なんだろう。

その裏で、秘密を知りながらも(不本意でも結果的に)今まで秘密を抱えて耐えていた花井くんの努力を尊重してくれた桃てぃんもいて。

ギリギリで助け舟を出せる野上、カッコ良さがまた際立つ。悔しいかっこいい。

好き嫌いは誰にでもある。それが周りや自分と違ったからって君のことは嫌いにならないよ…仲間を信じて欲しいんだ、そんな優しい話でした。エリカの言葉を放った牧くん自体も言葉が響いているような演出も良いなあ。2話の記事に書いたほど、極端に負の波長の処理が正反対ってわけでもなかったです牧と花井。すみません。後仲良く寮に帰ってたの見逃してないです。かわいいな…

 

4話はノリが軽くてイイやつな神木くんの秘密の回だそうです。設定原作通りなら…それは…!

また来週も、お付き合いくださいませ。

読んでくださりありがとうございます。

メンズ校 2話 私的感想メモ

テレビ東京毎週水曜日0:12〜 ドラマホリック

「メンズ校」

について感じたもの思ったものの殴り書き記事です。

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なんらかの形でこのブログを見てしまっているいわゆるジャニヲタ以外の方へ。私はなにわ男子・関西ジャニーズJr.の長尾謙杜くんを主に、ジャニーズ事務所を贔屓にしている素人です。その点ご理解頂いた上で読んでいただけると助かります。

 

ドラマ メンズ校 公式サイトはこちら

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原作は 和泉かねよし先生の「メンズ校」(小学館)。ですが、ドラマ版はオリジナルキャラクターや設定を加えたものになっています。

正式なあらすじは公式サイト、本編は各種配信サービスでご覧いただけます。

 

自分の世界を変えたくても、気持ちが振り切れない牧(道枝駿佑)は自分の脱獄計画に牧を取り込みたい野上(西畑大吾)と、その仲間の変わり者たちである神木(高橋恭平)、源田(藤原丈一郎)に囲われ、不本意だと呟くも、逃げきれず流され巻き込まれることになる。牧と野上の脱獄計画の話を開かずの間のドア越しに聞いていた人物がまた一人。引きこもり生徒の桃井(大西流星)は、その話に興味を持ち風呂場までつけて聞き耳をたてていた。

牧の他に野上御一行+流され牧が声を掛けたのは花井(長尾謙杜)。気弱な花井は大人数の圧に一度は後ずさる。野上に怒られた際に泣いていたのが演技と見抜かれていたことと、突然の協力依頼に少し動揺する花井。花井は何の話?と聞き返す。野上が説明している最中、間が悪く先輩寮生の藤木(大橋和也)が通りかかり悪巧みを疑われてしまう。花井が思い付いた咄嗟のアドリブで危機を乗り切り、神木と源田に褒められた花井は悪い気はしなかったようで。野上に攻略されちゃった様子笑 その様子も物陰からこっそり見ていた桃井。この子めちゃくちゃ5人のことが気になってます。

平穏破壊御一行()の襲来にびびって身構えかけたり、持っていたシーツに何故か半身包まって座ってる花井くん、すげー!と褒め落とされ照れる花井くんとここやたらかわいいです好きです。

各々の特技を生かし、脱獄計画を計画・実行する5人のそれは青春そのもの。頭脳派野上くんが乗船場までのルートを完璧に計画したものの、乗船は制服指定だったのをうっかり忘れて私服で来たことにより新たな課題が発生しますが、皆が力を合わせて乗り越えていきます。

結局この辺は見逃し配信の本編を見て欲しい。

 

個人の見せ場のバランスが均等で、一回目の脱獄計画の結末を描くとともに、これから個人回で見せる前にキャラクターが出揃った感。(1話から皆出てはいるけど)1話より喋って動いて、なキャラ紹介も兼ねた2話でした。

ブログの更新が遅れてしまったので、見逃し配信期間ギリギリに…汗 なんとか今日の3話には間に合って良かったよ〜。

 

で!私も先週3話の予告で荒ぶり倒したわけですが、一見1話でいじめられていた花井くんを助け、2話で居場所を得た展開だったのに3話予告で半ベソで「みんなにだけは嫌われたくなかった」と言って牧くんに「お前が嫌え」って言われてるんです。これはどういうことかなぁ!メンズ校の予告の切り方わくわくして好き。噂によると花井回なんですね…。公式Twitterさんのクマちゃんはいったい誰の…?♡

 

1話の感想にも書いた気がするが、牧くんと花井くんは基本事なかれ主義で似ている。でも本音というか根っこの気持ちと自分の中の最適解が真逆なのか、牧くんは1話、自分の意思で花井くんを助けたのに、花井くんと自分の成績と才能を比べ花井くんを「才能人で変わり者」に括って自分と一線を引いてしまうわけだ。自分より優れているものに警戒するのは生物の本能上仕方がないのだ。ただ悩んだ挙句、得体の知れないモノだろうがルールだろうが自分や誰かの不安や理不尽を後先考える前に蹴り倒してくれるのが、牧くんの強いところで才能なんだけどな。回想のエリカは牧くんの神で潜在意識とみた(詳細は牧回に書くので今は保留)。牧くんはみんなのヒーロー。

 

花井くんも花井くんで求められることで自分の存在価値を見出すような不安定さがあるようで、2話の限りでは褒められ好きで乗せられやすい印象。きっと1話で花井くんを虐めていた先輩達も最初はこんな感じで取り入ったのかとさえ思う。居場所を得たり褒められると結構調子に乗るので、口を滑らせて意図せず人を傷つけてやり返されたり、上手くできなくなると気分が落ち込み不注意が増え、周りが苛立つ気配を感じて萎縮していく。これが周りに演技が上手いとバレていれば尚更疑われるのでやりづらくなる。みたいな。

(なんで語れるかといえば、ある程度心当たりがあるからです)

花井くんは自分の『秘密』を守るために、わざと嫌われたり興味を持たれないように動いていた可能性も否めない。認められないなら、見せなければ良いみたいな。隠す側も隠される側も場合によっては思うことあるけどそれでもと。

 

だらだら書いたものの、見当違いでもっとコミカルなシーンの切り取りで、牧くん花井くんの台詞の続きもピースフルな台詞だったら笑うしかないです笑

 

桃井くんこと桃てぃんが外に興味を持つきっかけにもなった脱獄計画。警戒しながらも興味が隠せない野良猫みたいでかわいい。

神木と源田の相部屋ズ、キャラもよく良いヤツだということも2話でわかった。ココもかわいいです、くさや汁のくだり!

神木回は原作のそれがあるので期待してしまう…が、長尾くんの原作と違う発言を思い出しつつ程々にしておきます。

 

3話放送前だからこそのブログが書けて満足です。今日は夜更かし、テレビの前!

メンズ校 1話 私的感想メモ

テレビ東京毎週水曜日0:12〜 ドラマホリック

「メンズ校」

について感じたもの思ったものの殴り書き記事です。

☆注意事項

公式制作元とは一切無関係の一個人の主観なので、異論や文句はお断り。本作を私が楽しむため以外の意図は御座いません。

実在の全てと切り離してお楽しみいただけますと幸いです。

なんらかの形でこのブログを見てしまっているいわゆるジャニヲタ以外の方へ。私はなにわ男子・関西ジャニーズJr.の長尾謙杜くんを主に、ジャニーズ事務所を贔屓にしている素人です。その点ご理解頂いた上で読んでいただけると助かります。

 

ドラマ メンズ校 公式サイトはこちら

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原作は 和泉かねよし先生の「メンズ校」(小学館)。ですが、ドラマ版はオリジナルキャラクターや設定を加えたものになっています。

正式なあらすじは公式サイト、本編は各種配信サービスでご覧いただけます。

 

冒頭5人の少年が制服のまま離島の山や林、海辺を駆け抜ける描写から始まる。『俺たちは【自由】を勝ち取る』のだと、船着場を目指す。それに至るまでのお話が数話にかけ語られる構成。牧(道枝駿佑)の回想としてお話が繋がります。

全寮制の進学校「私立栖鳳高校」に入学したは良いものの、勉強ばかりで放課後も娯楽のない離島の生活。さらに変わったルームメイトに気を使う寮生活に疲弊していく牧。

洗濯場に刻まれた自由になりたいの文字。

上級生の藤木(大橋和也)も牧のことを気にかける。疲れた様子で寮に帰ると、花井(長尾謙杜)と目が合う。花井は会釈してくれます。ここがかわいい!

周りに流されず振る舞う野上(西畑大吾)、神木(高橋恭平)、源田(藤原丈一郎)に対し、牧は内心羨ましくはあれど「ああなりたくはない」と思うようで。

たまたま、上級生にいじめられているところを一度目撃した花井が当番では無いはずの掃除をしているのが気になり、花井に声をかけた。二人で話すうち、開かずの間の存在を知る。そこで自殺があったと鬼河原寮監から聞いて二人は震え上がる。最早生きるか死ぬか…。

死ぬくらいなら逃げるだろ言う牧にどもりつつ逆じゃない?と言った花井。このことで、牧は更に花井を目で追うように。

ここでこの話のメインの事件(?)が起きます。

牧は黙って罪を認める花井を助けようとするのですが…。

花井は目立たず、嘘を背負い、苦しさを我慢すれば波風立たないと思っていそうな立ち回りをしようとします。そんな花井の存在と置かれた現状は牧だけでなく変わり者三人衆こと野上、神木、源田もしっかり認識していて助けようとはするんです。この時の花井の表情が考察にもってこいの深さで良い。

花井はこの件で先輩に恨まれてしまい、いじめを受けている最中、たまたま牧がそこに通りかかり目撃してしまいます。自身の在り方を自問自答し、殴られていた花井を庇い先輩に蹴り返した牧。ここの花井の牧くん呼びの可愛さ!()

もちろん問題になってしまい、花井を虐めていた先輩2人と花井もろとも呼び出されてしまいます。牧は真実を訴えても、被害者のはずの花井が否定する。絶望的状況に助けに来てくれたのは野上。野上、かっこいいね…。

花井は牧が花井に暴力を振るった先輩から力業で守っても、自分が悪いの一点張りのままでした。不本意にも牧と野上に助けられ(恩を着せられ?)てしまった花井。ですが、次回以降は行動を共にするようになる。(2話予告参照)

 

普通がいいを豪語するも、内心何かになりたくてなれず足掻く牧くん。野上くんは既に牧くんの良いところや才能に気付いているようで、だから仲間に誘っているようですが…。花井くんは牧くんが助けようと手を差し伸べても、なんならと無理やり引っ張り上げても、まだ自分からは手を握りかえしてくれない(掴むことができない)ようで切なく。今までのそれで臆病になり過ぎてしまったんですね…。

まさかのスタタン、俺スカに続いての3度目のみちながは嬉しいを通り越して動揺。でもありがとうございます泣

しかし挨拶の感じをみるからに牧くんに対しては初期好感度が他の子より高そうな花井くん。なんだろう根っこが良い子の平和主義同士だからかな。

お風呂上がりの花井くんのぽやぽや感と、ピンクの小さいバケツに泡立てネットに良い香りしそうなボトルに水玉のタオル!かわいい小物いっぱいでかわいい。クロックスもパステルカラーで、EDの服装も…。この部分は、原作の花井くんに近いのかな。

花井くんは後半にかけて変わっていくキャラクターで、原作そのままではないのだと長尾くん本人が語っているので今後の展開が楽しみです。

 

第1話は原作コミックス1巻の第1回の、牧が花井を助け、野上や神木と打ち解けるまでを描いた前日談のような感じ。このまま数話引っ張りそうな第一弾の脱獄計画自体がそうなのかも。

テンポや起承転結も早すぎず、背景に紛れ込む主要キャラクターやそれぞれを彷彿とさせる小物などをゆっくり楽しめる。一時停止の楽しさがあり配信サービスが充実した現代に合っていて視聴が楽しい仕様です。

あまりやたらに似てる!というのは好まれないのかも知れませんが、なにわ男子の近年の夏の松竹座公演を知る身としてなんだかあの景色を思い出すような台詞や描写に懐かしさも感じます。花井くんの逃げられないから〜の台詞とかね。17年の夏松竹の青房ケントの話をしますか?(気になった方は過去記事に夏の松竹座3年分の感想考察がありますのでそちらを。)

ともかく俺スカに続き、舞台でも気弱な少年演じがちだった長尾くんの本領発揮しています!

 

夏の舞台から活躍の場を移し、

全員出演地上波ドラマという夢のような形でまた違う色の「ひと夏」を見せてくれるなにわ男子。なにわ男子として、作中のキャラクターとして、一粒で二度美味しく頂ける…!

 

コロナ禍が一時のパニックは落ちつけどまだまだ続きますが、その中、毎週の楽しみが増えて本気で自担が生きる糧…

男子の青春いっぱいのドラマ、皆様も良ければ是非一緒に。

毎週水曜は少しだけ夜更かししましょう…!

年下彼氏#7 私的感想メモ

テレビ朝日ABCテレビ放送済

年下彼氏 #7(第7話)

「男らしいところあるじゃん」

時差ですが感想・考察?記事です。

 

ドラマ年下彼氏、各話あらすじついてはこちら

公式サイト↓

https://www.asahi.co.jp/toshikare/

 

そしてお初の方ははじめまして。このブログは関西ジャニーズJr. なにわ男子 長尾謙杜くんの1ファン個人の記録ブログです。視聴直後の感想を思うまま書いております。

 

長尾くん演じた「山村旭」くんは正直読みきれなかった。悔しい!けどそう見えた事が嬉しい!泣

本当にドジを演じる密かな策士とも天然とも取れる絶妙さが堪らなかったです。

この回だけ女性視点なのだそうで、旭くんの心理描写を語るシーンや表現がなく、作中の山村旭像はヒロインである生徒会長の先輩の視界で起きたことだけに絞られる…

と考えた時、私は旭くんの本心が見えなくなってしまいました。分かりやすいようで掴めない、でも何となく好かれているような気がする…って感じで。手の握り方が手馴れというよりはウブくて、でも逃がしたくないという気持ちが伝わってくるような、不器用な力強さもあって旭くんの一途さが良く伝わってきて愛しかったです。

 

話のラストが好き。旭くんが嬉しそうで愛しい。気張り頑張りすぎちゃう先輩の癒しになれたらとてもいい関係になれるはず。

「男らしさ」がテーマのこの回は、生徒会長の森野先輩視点で、日頃から頼りない印象だった後輩で生徒会黒一点の山村旭に対しての恋のはじまり。

その前から世話焼きたくなるほどには気になってる…というよりは、まあ、先輩や生徒会長として立場上放置できないのはありますが…呆れられつつも見捨てられないのも旭くんの愛嬌と、森野先輩も含めた二人の人の良さというか、愛される才能な気がします。

旭くんは鞄を床や椅子の下に置かず、自分の背中の後ろに置く子のようで、相手やその場を立て、自分は控えめに振る舞う性格が出ているようです。そのせいか、やたらぺちゃんこな鞄がかわいい。

 

短いストーリーですが、らしさとも、らしくなさとも向き合う2人がくすぐったくて可愛かったです。「らしさ」でも「らしくなさ」でもそれがポジティブなものであれば、良いよね。

 

…てなところです。

私も私『らしい』ブログが書けているでしょうか?ちょっと無理やり語った部分もあるのはご愛嬌で。いつもですが。

どちらかと言えば、各話考察や説明が不要なくらい分かりやすい感情描写、テンプレ展開なので、難しく考えずに恋する気持ちで見られて良い。自担とのシチュエーションに置き換えてドキドキするか、自担の演技や役を愛でるのが楽しかったです。

 

ファンとしては、長尾くんの長い睫毛とキラキラ光る瞳、綺麗な横顔が堪能できる素敵なカットが多く大満足な7話です。長尾くんが気になる方は必見。

京セラドームでの衝撃の発表からの、自担の初恋愛モノ地上波放送と、ドキドキしたけどすごく良い!!これからも、もっと色んな長尾くんが見られると思うと楽しみでなりません。

 

7話を見た後は、放送後に配信された

長尾くん自身撮影のIslandTV(会員登録無料ジャニーズJr.動画配信サービス)の

「なにわとおやすみ」長尾くん回も是非どうぞ。

https://j-island.net/movie/play/id/5353

拗らせる…。

 

他の回も1話15分、分かりやすいお話が多く、気軽に見られて楽しい1クールでした。

既にAmazonプライムビデオで全話視聴可能。会員なので個人的にとても嬉しいです。配信向きとも思います。

https://watch.amazon.co.jp/detail?asin=B0891LMVQG&territory=JP&ref_=share_ios_season&r=web

余談、7話のほか私的好きだなと思ったお話は8、16、18だったり。

 

年下彼氏は特典映像付きでDVD・Blu-rayBOXの発売も決定しています!

ドジっ子な旭くんに呆れつつも世話をやいてしまう先輩と、今まで行動を起こすことなく密かに想いを寄せていた旭くんの恋のハプニングは是非円盤でも一緒に見て頂けると嬉しいです。

気になる方は記事冒頭公式サイトのURLから詳細確認下さい。

 

今後とも関西ジャニーズJr.、なにわ男子、長尾謙杜を宜しくお願い致します。

【本編内容覚書】少年たち 青春の光に…

今回は前回の考察記事に書ききれなかった舞台本編の話の流れを個人的にまとめました。

 

前回の考察と感想記事はこちら。

http://170815snow.hateblo.jp/entry/20191023/1571778600

 

大まかなストーリーを自分の記憶テストも兼ねて説明しようと試みており実質新訳です。台詞の引用は極力控えて淡々と書いています。雰囲気が伝われば嬉しいですが、どう頑張っても色々際どいので引っ込めるかもです。

…やっぱりね、各シーンの良さは観なきゃわからん!本末転倒!みられるようにしていただきたい!もっと沢山の方に、ちゃんと本編を見てもらうべきだ。

 

※切り替えの多い箇所などは字面の読みやすさ重視し一部文言や順序を入れ替えている部分があります。もちろん実際の演目とは異なります。個人の記憶のため抜け漏れ間違いがあるかもしれません。書いているのは素人です。雰囲気で読んでください。

 

【1幕】

少年刑務所。ここではそれぞれに事情を抱えた少年たちが更生のために看守の厳しい監視の中、時間で管理された規則的な日々を送る。

ある日の就労後の自由時間。看守の目を盗んだ囚人同士の鬱憤の晴らし合いが始まった。赤房と青房は仲が悪く、気の合わない赤房の桜木郷と相村潤平を筆頭に抗争が起きる。騒ぎが大きくなるにつれ看守に見つかり制圧される。毎度のことのようだ。仲の悪い2組はもめては刑期を伸ばす、足の引っ張り合いを繰り返していた。看守長の一声で、騒動のその場にいた赤房と青房の8人全員が罰として雑居房一部屋にまとめて収容されることになる。そのうちの桜木は看守に抵抗した罰で懲罰房に監禁されることに。狭い雑居房に不仲の赤青が一緒はまずいのではと看守が意見するも、罪を犯した囚人同士なぞむしろ潰し合えばいいと看守長は言い捨てる。

そしてただでさえ窮屈な雑居房に新たに2人の囚人が。赤に柿本拓未、青に大田原君麻呂がやってきた。拓未は歓迎されない空気などものともせず笑顔で名乗りし半強引に握手を交わしていく。これから収容される囚人とは思えないニコニコはきはきとした少年。一方、いいとこ育ちで世間知らずの君麻呂はこんな汚いところで暮らせない!トイレは行きたいけどむき出しのトイレでなんて用を足せない!と文句を叫ぶ。桜木も懲罰房から戻る。すでに窮屈で騒がしい雑居房に苛立った桜木の機嫌はさらに悪くなり、挨拶する新入り2人を邪魔だと突っぱね、犬猿の仲の潤平に食いかかる。2人が中心に発生した掴み合いを少し眺めた拓未は、弱いなあと煽った。挑発に乗るように桜木が睨み、拓未に殴りかかる…が見切られ全て受け止められてしまう。ボクシング経験者で喧嘩の腕は確かの桜木を翻弄する拓未を見て、雑居房の面々は能天気な拓未の喧嘩の腕前を早々に知ることになった。拓未は一番強いヤツは辛い時でも笑えるヤツやで!と笑ってみせた。新入りのペースにあっけにとられる中、発想力豊かな戸隠啓司が初めに同調する。2人の笑い声の少し後に部屋の一角から少し無理矢理な笑い声が沸いた。声の主は大村祐二。内気気味の模範生。一年前の事件から声をだして笑えていなかったという彼が笑うと周りの空気が変わった。拓未は祐二を気にかけるようになる。また、そこには10人の他に、祐二の様子を心配していた青房の囚人がもう1人いた…ようだった。

ある日の掃除当番、拓未は、あまりにこの場が似つかわしくない祐二に、ここに来た経緯を聞く。祐二は父からDVを受けて育つ。バイトをしていたが、強く出られない性格につけ込まれ度々バイト先でもいじめとカツアゲにあっていた。母の日に花を送ろうとするも花束代まで盗られたある日、母をバカにされた怒りも重なり我を忘れ厨房のナイフを手に取り3人ほど刺したと声を震わせ呼吸を乱しながら語る。それを聞いた拓未は祐二にやっぱり優しいヤツやなと言った。祐二は拓未に変わったヤツ、と返す。鐘が鳴り当番の時間が終わる。拓未は足の重くなった祐二を突き飛ばすようにしながら無理やり連れ帰った。

同じ頃看守にも新顔が。村田宗次郎が加わる。かつて同じ小学校の同級生だった祐二を覚えており、ある日の行進中に名指しし呼び出す。祐二も初めは気付かずに看守に呼び出された事に怯えて俯いていたが、徐々に幼い記憶を思い出した。もしかして、ムラッチ?思い出し再会を喜んだ。しかし村田がこれからも仲良くしたい意思を伝えるのとは対照的に、祐二は警察の村田と前科持ちの自分は非釣り合いで以前のようには仲良くできない、もう俺に関わらないでくれ!と拒絶する。

ある日の食堂。配膳の列の順番を抜かした囚人に文句をつける拓未。村田が叱ろうとするが他の看守は見て見ぬ振りをしており、順番抜かしをした囚人…山森冬樹たちはそんな村田を笑った。彼らは家族や身元人が看守長へわいろを渡し、優遇されている囚人たちだという。その話を聞き逃さなかった君麻呂は、自分も父が市会議員でお金持ちなので優遇を受けたいと看守長に直接申し出る。が、既に看守長直々に集金に行ったところ、犯罪をおこす息子はしばらく世に出さないでくれと断られてしまったのだとからかうように返答される。頼りにしていた父に見捨てられた事に気付き、山森達に無様だと笑われた、他の囚人からも憐れみの視線が来る。次の瞬間、君麻呂は食事の並ぶテーブルを襲い食器をひっくり返して回り、ひとしきり暴れた後に膝から崩れ声を上げて泣きじゃくった。拓未は君麻呂を抱きしめてなだめた後、山森たちを睨む。親がいなかったりお金で苦しんできた雑居房の面々も同じく、君麻呂をからかう山森たちを睨んだ。喧嘩の気配に波多野六郎が、啜り泣いて動かない君麻呂を抱えて退避させる。潤平と桜木も前に。拓未が山森を殴ると騒ぎを聞きつけた看守がやってきた。煽った山森たちは見逃され、目をつけられている潤平、桜木と、現行犯の拓未が取り押さえられる。潤平は懲罰房から帰ってきたばかりの桜木を殴って逃し、拓未は看守にさらに一発食らわす。罰として独房行きが確定した2人の背中を涙の残る瞳のまま見送る君麻呂。この日君麻呂は、お金の関係も血の繋がりもない自分を庇って罰を受ける他人と、その行いを賞賛し、見返りを求めることなく応援する仲間を初めて見たのかもしれない。

夜の独房。壁一つ挟み、拓未と潤平は互いになぜここにきたのかを話した。曲がった事が許せず、街の悪党を退治していたらやり過ぎてしまった拓未。弟との2人暮らしで家計のために博打して捕まった潤平。そして拓未は赤と青が何故、仲が悪くなったのかを潤平から聞き出す。それには祐二と、以前ここにいた森下トオルという囚人が関係していた。

祐二が久々に笑った様子を見守っていた囚人は亡きトオルだった。トオルは囚人たちのリーダーのような存在で、皆に慕われていたと言う。潤平は続けて語る。

一年前のある日、祐二は知らず立ち入り禁止の場所で花を見ており、看守長に尋問されることとなった。トオルは脱獄を疑われた祐二を助けるように割り入る。祐二は脱獄するつもりはない、自分が母への手紙に花を添えてはどうかと提案し、その場所に案内したのだと名乗り出たトオル。看守長は内容が事実であるかより、トオルが祐二を庇う事に憤慨し、祐二を追い出し、見せしめのようにトオル体罰の末撲殺した。

何か一つでも違えばこうはならなかった、みんな怒りのやり場がなかった。祐二は悪くないのは分かっているが、その頃から赤房と青房が揉め出したと。

拓未の入れられた独房は偶然にもその日に祐二が幽閉されていた部屋で、壁には祐二の思いが彫られていた。拓未はその詩を読み上げる。拓未は話の最中祐二は悪くないと訴え掛けたが、それは潤平も理解していて。正直に気持ちまで話してくれた潤平をそれ以上責めず、話を変える。普通に暮らす人達と、俺らは何が違うんだろうと。寒い夜だった。

ある日の作業後の雑居房。疲れたとぼやきつつ、会話を楽しむ囚人たち。祐二は今日の作業で見つけた大きいナットを、鈴村幸作にあげた。幸作の喜び方を見て、拓未はなんでガラクタを集めているのか問いかけた。鉄やネジを拾い、加工品を作るのが得意でそれを売ってお金持ちになりたいのだと幸作は語る。祐二はそんな幸作を褒めた。その流れから、拓未は皆に将来の夢を聞く。ここで、囚人の自分らがする話か?と少し気まずくなるが、啓司が海賊王!と発言したのを皮切りに皆が夢や出所後にやりたい事を語り出す。祐二は迷惑をかけた母に親孝行ができれば、そして出所後に皆で集まりたいと言った。皆もそれに賛同する。集合場所はこの刑務所を見渡せる丘の上、幹事の祐二は、そこで眠っているトオルに赤と青の仲直りと全員が無事出所できたところを見せられれば、と願った。他の面々も異論なく祐二はこの日から同窓会の幹事と、雑居房のリーダーになる。そこへ黒い影。賑やかな雑居房に気のたった看守長は直々に押し入り次々囚人を警棒で叩きたおす。最中に村田が止めに入ると、看守長は帰っていった。祐二は村田をうっかりムラッチと呼び、皆に知り合いであることがバレる。仲間にいじられ二人は照れ臭そうに笑った。

場所変わり。潤平の弟、相村サトシが兄からの手紙を開ける。潤平は弟にアメリカに留学していると嘘を伝えていた。クラスメイトや周りの子供は潤平が刑務所にいることを噂で知っているようで、嘘ではないのかと言ったり軽蔑するようなことを言うが、サトシは潤平に本当のことを問うことはなく、兄を信じて返信する。

雑居房ではもうすぐ刑期を終える潤平の出所祝いパーティーがささやかに行われた。

しかし直後の抜き打ち身体検査で、潤平のポケットからタバコが見つかる。心当たりがないと反論する潤平が連れていかれそうになった時、祐二が自分のタバコであると遮る。もちろん嘘なのだが、祐二は出所間際の潤平を守るため、身代わりに自白し、連れていかれることに。

拘束されて体罰を受け続けても、祐二はタバコは自分のものであると言い続ける。雑居房が懲罰房から戻らない祐二を心配し、自分の昼食からくすねたパンやおかずをこっそり差し入れにきたり、村田がなんとか助けようとする声を背中で聞き、自分は雑居房のリーダーだからと自分を鼓舞する祐二。拷問の末、看守長に絞殺される。最期まで祐二は笑っていた。

翌朝の朝礼で、看守長は囚人に訃報を伝える。事実は全て隠蔽され、祐二は懲罰中に脱獄を図り、止むを得ず射殺された、という事になっていた。説明に不信感を感じたのは雑居房の面々だけではなく、高待遇を受けていた山森たちも同じであった。祐二と共に過ごした囚人9人は、悲しみ、恨み、やりきれなさ、後悔を抱えて、ひたすらに駆けた。立ち止まるとダメになってしまいそうだった。そして、雑居房に戻り悲しみをうたった。

【2幕】

やるせない囚人達は、二度までもと、あんまりだと嘆き、仲間を失った悲しみと看守長への恨みが募る。鈴村幸作が祐二のベッドの下から祐二が書いた母への手紙を見つける。最愛の母に、気弱な自分がリーダーになれたことを嬉しそうに報告し、もうすぐ出られるから待っていて欲しい、と言った内容だった。悔やむ空気が濃くなる頃、ずっと俯いて固まっていた飛田カケルが潤平のタバコは自分が仕込んだんだと口を破る。怒りにあわや暴行騒ぎとなる間際、幸作が割り入ってカケルを庇った。ここでの喧嘩や仲間割れは祐二が望まないだろうと。拳を下ろし肩を落とす囚人達に、拓未は看守長への復讐も兼ねた脱獄を提案。刑期を伸ばしたとしても、仲間のために。待たせている弟へ心から謝り、潤平も参加を申し出る。雑居房は全員賛同する。村田が自身も傷心しながら下手を起こすなと説得しようとするが、囚人達の気は治らず失敗した。脱獄成功に向け、潤平が取り仕切るなか役割を決め、来る日に向け緻密な計画を立てていく。

潤平の帰りを待つ弟のサトシは、噂を立てた周りの友人をも味方につけ、もう少しかかるとの兄からの連絡にもしょげず再会を信じて健気に待ち続けていた。

仕込みも終わり、脱獄当日。見回りに来た看守を紐で縛り囚人達は雑居房から逃げ出す。勿論看守長は激怒し、看守は血眼で追いかけてくる。途中で山森達に出会うと、山森達も脱獄に協力してくれるという。二手に分かれ再開を誓う囚人達だったが、片方では看守を食い止めるために桜木が立ち止まり、もう片方では武器の調達をすると言って盗みの得意な六郎と、六郎が心配で追いかける落合健太が離れて行った。

桜木は複数の看守を武器もなく素手で同時に相手にし善戦するも、数に負け、みんな逃げ切れよ!の言葉を最後に看守に後ろ手に拘束され、連れて行かれてしまう。彼の最後の言葉じりは自身の役目をやり遂げた気持ちと、仲間への思いに溢れていた。

六郎は看守から銃を盗むことに成功したがその直後、応援に来た別の看守に発砲され足を負傷してしまう。看守長は脱獄囚に対しての銃の使用を許可し、逃すな、殺しても構わないと命令していた。負傷した六郎を担ぎ上げ逃げる健太。追いかける看守を発砲して脅しながら懸命に逃げる二人。しかし逃げた先で看守に囲まれてしまう。六郎の盗んだ銃は弾を切らし、健太までも撃たれ逃げ道は絶たれた。六郎と健太は、銃を構え取り囲む看守達の前、身を寄せ立ち上がり肩を組む。また生まれ変わってもコンビでいよう。来世はもう少しマシな場所で出会えるとええな。そう誓い合い、勇気と力を振り絞り叫ぶ。正面の脅威に全力で向かっていく絆を複数の銃声が迎えた。

逃げる最中雑居房は9人から6人になってしまった。分かれた二組がようやく合流出来た直後、カケルが降参したいと言い出す。弱音を吐き、わざと看守を呼びよせる姿に、また看守長に取り入ろうとするのではと疑った潤平。カケルを殴り、見捨てて先へ進むことに。

看守に自首し、看守長のもとについたカケル。看守長に逃走ルートを教えるから、罪に問わないで欲しいと自ら交渉し、免罪を言い渡された。

雑居房は5人、ゲートまで後少しのところで遠方からの射撃に身を伏せる囚人達。その中、幸作が撃たれてしまう。目を開けない幸作に必死に呼びかける3人に拓未が先を急ごうと促す。非情な拓未に食いかかる潤平。みんな何のために犠牲になった?と苦しそうに言う拓未の言葉に潤平も置いてきた仲間の顔が浮かび、それ以上は問い詰められない。後ろ髪を引かれながら4人は幸作の元を去りゲートへ急いだ。

目的のゲートに着くが見張りの看守がいて近づけない。ところが、様子を伺っている最中看守が逆のゲートに向かっていく。看守の奇妙な動きに皆で首をかしげた時、ある1人の顔が浮かぶ。

カケルは看守長に取り入るフリをし偽の情報を伝えていた。看守長は激怒し、銃口をカケルのこめかみに突きつける。カケルは抵抗することも逃げる事もせず、騙された看守長を微笑ってから、出任せで生きてきたから仕方ないのだとどこか遠くを見た。銃が鳴いた。

計画では刑務所全体を遠隔で停電させ混乱させる予定が、技術者の健太とはぐれてしまったので叶わなくなった。次の手段に動こうしたその時、看守長の銃弾が風を切る。看守長は囚人達が反撃するより早く全員の脚を撃ち動きを制限すると、そのまま倒れた囚人を1人残らずなぶり殺そうと銃を向け笑った。囚人達は迫る死に怯え後ずさる。

響く銃声に目を瞑る。が、撃ったのは看守長ではなかった。看守長の手から銃が転がる。村田は横暴すぎるやり方と何より友を殺した看守長に怒り、制裁として看守長を仕留めようとさらに撃つ。倒れた看守長に村田がとどめを刺そうとした。そんな村田に拓未は傷の痛みに耐えながらにじり寄り、村田の足にすがり必死に止める。真っ白な村田さんが手を汚す必要はない、俺たちみたいになってしまうと。潤平も手を伸ばし、もう片方の足にすがる。鋭い殺意を含んだ瞳が、拓未の言葉、血の匂いに揺れる。自分を止めるふたりに、村田は動けなくなる。看守長を討つことはできなかった。

囚人達の脱獄計画は失敗に終わったが、看守長の威圧からの正当防衛だったとされ皆大した罪には問われず。看守長は本部に引き渡され、平穏な服役生活ののち、潤平は無事出所の日を迎えることができた。ゲートの前には弟のサトシ。二人は再会し抱きしめ合う。兄弟は共に少年刑務所を後にした。

一年後、祐二との約束の丘には出所した拓未、君麻呂、啓司が先に集まっていた。そして、脱獄中にはぐれてしまった桜木、六郎、健太、幸作、カケル、山森達も次々やってくる。潤平は弟のサトシを連れてきた。カケルは銃を突きつけられ死を覚悟したが、山森達が銃を押さえてくれ直前で弾が逸れたおかげで、命に別状なく済んだ。桜木と山森達は村田が看守を説得し無事、六郎と健太を助けたのも村田だと言う。看守の村田もこの丘に駆けつけており、元囚人達から命の恩人、ヒーローだと持ち上げられて照れていた。唯一拓未達の目の前で心臓付近を撃たれた幸作は、祐二からもらった大きいナットに着弾し、衝撃で気絶していただけだったという。皆はそれぞれ無事と再会を喜びあった。祐二とトオルも、賑やかな丘の上にやってきた。ふたりは笑顔で笑いあい、皆を見送る歌を歌う。そして二人と共に生きた仲間たちは、これからも前を向いて生きていくのだと、堂々高らかに歌った。

 

追記:

読み返すと、囚人の数の変化がわかりにくい。

☆新入りがくる前の1幕冒頭:8人

赤:桜木、幸作、カケル、祐二

青:潤平、六郎、健太、啓司

です。

①君麻呂が青、拓未が赤に入り、

雑居暮らしは赤5、青5の10人

これが劇中、【雑居房】と言われる括り。

②祐二が亡くなり雑居房は9人に

③脱獄中欠員8(桜木)→6(六郎、健太)→5(カケル)→4(幸作)

☆脱獄中、ゲートまでついたのは4人

拓未、潤平、君麻呂、啓司

①8+2、②10-1、③9-1-2-1-1でした。上に書いたとおり、雑居房は祐二以外は全員出所できます。

 

あとがき

祐二くんのところや脱獄中減っていく過程の辛さが凄かったです。書き切れたかな…。ト書きやセリフ以外で私の解釈で加筆している部分があります。暗転と銃声の絶望感や、1シーンごと雰囲気が少しでも感じられたらいいなと。君麻呂の見せ場の食堂の部分に熱が入っているのは気のせいではないです。長尾担なのでそこは笑 詳しくは考察の方へ。

既出の雑誌掲載写真やパンフレット、ほかの方のレポなどと合わせてお話の種にでも。2019関西の少年たち、面白いでしょ?見たものを、忘れないうちに形に残したかったんです。悪用はご遠慮ください。

責に揺れる命の火 〜少年たち 青春の光に…〜

2019年10月6日

なにわ男子結成1周年おめでとうございました!…間に合いませんでしたが、本当はここに合わせたかったんです。

 

今年の夏松竹座で上演された舞台

少年たち 青春の光に…

の個人的まとめ・感想考察記事です。

2万字以上あるのに目次はない不親切設計。

 

こういった形で書かない方が綺麗なものもあるのだけど、実際に見られた方も多くない狭い界隈なので、興味を持ってくださる方が一人でもいらっしゃれば。

 

注意

一個人がこの夏見た物語の記録です。備忘録と記憶の整理が目的、考察の類は全て主観になります。事務所、脚本、演者、制作サイド、取材関係者様とは一切関連がございません。作品に干渉していませんし、する目的などは一切ございません。

すべてフィクション世界への感想と、個人的想像、妄想上での言及になりますので、実在の全てとは切り離してお楽しみいただけると嬉しいです。

作品や演者に興味を持っていただきたい気持ちは大いに含まれています。素人の無礼な考察行為をどうかお見逃しください。

一部公表済の文章や表現をお借りしていますが、感じたものを中心に本当に根拠もなく思うままに書いています。もし違う見方をされていたり、不快と感じたら速やかに忘れ、勿論ご自身の感性を優先させて下さい。

 

Q.少年たちってなんですか?

A.未成年を収容する少年刑務所で、罪を犯した囚人の少年たちが仲間の大切さに気付いていくジャニー喜多川企画・構成・総合演出のジャニーズ舞台作品。演者やその年ごとに内容は変化するため少年たちと名のつく作品が全て同じものと言い難い。セットのモデルや映画の撮影地は奈良少年刑務所であり、実在のもの。(現在はホテル化改装中)

今年の夏の松竹座は未成年の囚人たち視点で描かれ、監獄の全てを意のままにする悪い大人の見本のような看守長が囚人たちの敵。登場人物がやたらに多い。とにかく情報が多い。

 

☆本編内容覚書はこちら

http://170815snow.hateblo.jp/entry/20191105/1572879622

 

今年の少年たちは関西ジャニーズJr.に加え、看守長役にコング桑田さんを迎え全公演完走しました。

台本の他に配役オーディションがあり「ロミオとジュリエット」の一部シーンを演じてもらい、最終的なキャスティングは関ジャニ∞の大倉くんが決定していたそうです。公演パンフレットでも触れられず、2019.8.24発売の月刊TVfan10月号にしか公式の表記はありませんでしたが、10年前の2009年に横山くんが後輩のために書き上げ「Tough Weeds 光の射す方へ…」として松竹座で上演された舞台に通ずる点が多いようで見たことある!と長く松竹座に通うファンの方々の間では公演初日から直ぐに話題になっていました。言われてみたら、タイトルも似てる。私は未履修です…。

横倉お兄ちゃんの恩恵がすごい。いつもプロデュース・サポートありがとうございます。

 

本編一幕、休憩を挟み、本編二幕・ショータイムの構成。本編は例年や映画のようなミュージカル風ではなくストレートプレイでした。キャストの名前の引用ではなくそれぞれに役名もある、普通の舞台。むしろ普通の舞台より主要人物が多く絡みが難解で難しいくらいです。歌うシーンは少しだけ残っています。少年たちファン(?)にはお馴染みの楽曲のインストはBGMとして流れ気分を盛り上げます。脱獄計画や脱獄時に嗚呼思春期のイントロや♪闇を突き抜けてのイントロが流れるから歌うのか、踊るのか?!と構えるも歌わない。歌唱パートは

♪あいつの分も生きる

♪君にこの歌を

のみでした。あとは祐二こと大吾くんのアカペラがワンフレーズだけ1箇所。桶ダンスもなし。歌といえば

♪あいつの分も生きる の「何かが足りない」と度重ね歌う部分を歌わず、2年間松竹座で歌われなかった最後のサビ「あいつが死んだ朝 僕らは生きる 居なくなった あいつの分も」の部分の歌詞を歌っていました。映画にも無く、メロディーも歌詞も私初めて聴いた…15年の少年たちで歌っていたのかは観ていないので不明です。

シーンを切り替える際にキャストが自ら運ぶ、ベッドになり檻の格子になり作業場や食堂の机になる便利な可動式セットが秀逸。そもそも運ぶのはほぼ囚人役で、運んでいる時の絵を正面から見れば檻に入れられているよう。コの字型(正確に言うならユ?)なので、脱獄時は空いている方が看守側に向いていて、空の檻に見えたり、細かい!

精神的、視覚的に多少グロテスクな部分があります。看守長、祐二の拷問シーンに血糊使用あり。他は演技のみや暗転や舞台転換で魅せます。

ショータイムがある為完全に本編はアイドルショーとしての部分を省き、舞台作品として勝負に出ていて痺れる。

本作は日記をつける新入りこと日記係がおらず、日記帳もない!例年とは違った構成で劇中に日付は出てきません。旧リーダのトオルが亡くなったのが一年前だと劇中のセリフにあったので関連の回想は別とし、経過年月不明(新入り囚人収容〜脱獄まで)のまま一年後(出所後)。花が出てきて、拓未が独房の夜は寒いと言ってるので季節は春か秋の可能性。

囚人に番号はなく、左胸にボタンで名札をつけており、番号ではなく苗字で呼ばれます。

囚人服もつなぎではなく上下バラの厚手の作業着に。生地が分かるほど近くでは見られていませんが綿麻のような少しざらついた光らない生地でした。

登場人物の発言や名前からそれより少し前の年代を感じるのに、健太の技術の話やちびっこJr.がガラケーを持っているので割と近年なのかなあ。フィクション感を強めたり、誤解を生まない為に年代をぼかされてる?ような感覚になります。程々な非現実感は暗い話を日常に持ち込まずに済むのでありがたいです。私はバリバリ持ち込んじゃいましたが…笑

 

ストーリーテラーを1人挙げるなら柿本拓未(大橋和也)、俗に言う主役ような立ち位置は1幕は大村祐二(西畑大吾)、2幕は相村潤平(道枝駿佑)になるのかなと。新入りで赤青を協力させる明るい役、柿本拓未は昨年までの所謂日記係ではないものの、自身も身を置きながら全てのことを見届ける者として残っています。

例年通りに1名、新人看守のふりをして刑務所に潜り込む本部からの捜査官の村田宗次郎(藤原丈一郎)に、囚人との昔馴染み設定が乗ってストーリーにより深く絡むように。

今年は囚人側に新入りが2人。大田原君麻呂(長尾謙杜)も拓未よりは控えめですが、皆の変化のきっかけとして機能します。長尾くんのファンなので定点観劇分を下にまとめてみました。

 

・大田原君麻呂(長尾謙杜) 青房 新入り

明るく人当たりがよく、すんなり環境を受け入れた拓未とは対照的に、何故自分がここに入れられているのかも分かっていないような世間知らずのボンボンくん。初日〜前半は弱気な少年な印象が強く、半ば〜演出家さんと相談しながら役を作っていったと発売済みのSTAGEnaviにて話していました。ありがたいことに前半、中間、千秋楽公演と程よくばらけた日程で観劇の機会をいただけたので、変化をこの目で感じることができて感動しました。ここでは主に千秋楽の大田原君麻呂について書いていますが前半公演で記憶に残った部分にも一部触れています。

良いとこ育ちのため綺麗好きで雑居房の環境に汚い!個室のトイレがないと無理!と来て早々文句をいいメソメソしだし雑居房の面々に初っ端から呆れられる。挨拶を突っぱねる桜木に怯えて少しちびった事も拓未と笑えたり、視線さえ逸れれば乱闘の中堂々と用を足せたりするので、決して弱い子ではない。

雑居房はおろか、少年刑務所、窮屈な暮らしは初めてと思われる描写が多いため恐らく前科はない。自分の置かれた状況もよくわかっていないので。行進で手と足が一緒に出てしまい、看守に何度注意されてもうまくできない描写がありました。(前半公演は、緊張して強張ってうまくできない様な印象)

一番の見せ場である、食堂のシーンでは山森たちの待遇の話に食いつき、静かに耳を傾ける仕草や配給を受けながらもソワソワしだす様子がかわいらしい。看守長に自ら声をかけ、お金での待遇改善を申し出る君麻呂は愚かでしかないが無邪気な無敵で。その件は既に看守長側から交渉済みで、寧ろ「罪を犯すような息子は暫く表に出さないでくれ」と断られた事実を告げられると「嘘だ父さんが」と呟いた後叫びながら他の囚人の食卓をひっくり返して荒らし、「父さんに捨てられた…」とふらふらと力無く崩れ落ち泣きます。駆け寄る拓未の胸を借り泣く姿、座り込んでその場に動かないために、六郎(嶋崎斗亜)に抱き抱えられ避難させられる姿は幼い子のよう。このシーンで、コング桑田さんがカットになった看守長のセリフで、どうせ全てお金で買ってきたんだろう?のような追い討ちセリフがあったことを教えて下さいました。

皆で刑期を終え出られたら何がしたいか語る際に、祐二の「ここに来た時点で〜(親不孝のようなもの)」の言葉が刺さり俯いてしまうところから、見捨てられたと知ってもなお、父親のことを心から恨んだり嫌いではないことが伝わります。父親以外の家族は劇中に出てこないので不明ですが、この子は心からお父さんを頼りにしており、お父さんが大好きだった。

ですが、祐二が亡くなり、看守村田が怒りと悲しみ溢れる囚人をどうにかなだめようとするのですが、その際に君麻呂は村田を疑ぐるように見ていたのです。「俺がどうにかしてやるから、目立つ真似はせず大人しく待っていろ」…これはきっと、君麻呂が父にもらっていた言葉に近いのかな。一度裏切られたから、信じがたい言葉。それか、もっと闇深い考え方をするなら、自分の為に助けてくれていたと思っていたのに、結局は市会議員の息子が惨めであってはならないという父自身の世間体の為であったのでしょうか。どちらにしろ、縋ったものに見放された君麻呂は村田の言葉を信じられるはずもなく、睨みつけるまでの強さはないものの、疑った視線のまま目で追うような態度を取ってました。例えるとすれば俺スカの4話和解前の東条に接する際の若林の表情に近い、見てはいるけど受け入れない。警戒のような、そんな顔です。

日程前半〜中ごろの公演は言葉を発する村田を見ないようにし、現実を受け入れたくないのか俯いたまま背中を向けて少しずつ自身を距離を置いていました。静かに村田の動きに合わせて嫌々へそ曲げる仕草もこれはこれで子供っぽくて可愛かったです。

過保護にされていたけど、流石に庇いきれず親に見捨てられた世間知らず。大人の都合でそうされていたのなら尚更不幸な子だなあと。脱獄の話では最初は尻込みするものの、「1人だけ置いてけぼりは嫌や!」と奮起する。逃げ腰であったが作戦会議で各々特技を活かした役割を決めるシーンでは、自ら汚くて臭い、トイレの配管をたどり刑務所全体を把握して図面を書く皆の嫌がる役割に立候補。勿論皆に本当にいいんか?と聞かれるが、それがみんなのためになるならと頷く。続く「…それに、昔からお絵描きは得意や!」の台詞が愛おしくてたまらないです。かつて誰かに褒められたり、自信がついた経験があったんでしょうか。お金で買わなくても、褒められてそれが嬉しかった記憶。みんなの為に暗くて汚くて臭い場所で頑張れてしまう君麻呂と、潔癖な君麻呂を心配して確認してくれる雑居房の皆が愛しい、個人的にお気に入りのシーンでした。君麻呂は臭い嫌やとメソメソしながらしれっとこなしていますが、脱獄計画においてすごく大切な部分を任されて、無事にやり遂げています。看守視点で考えてもあのボンボンの君麻呂が下水層を嗅ぎまわってる筈がないので意表を突ける良案です。万が一見つかっても迷子になってる辺りの言い訳で切り抜けられそう。自分のペースが保たれて劣等感を感じない、他者の冷たい視線がなく、仲間に恵まれれば実はすごい力を発揮できちゃう子だったりして。元々自己主張はできますし。

劇中、中ばには出来なかった行進もしれっと出来るようになり、脱獄の際も遅れたりはぐれたりすることなくしっかりと皆について走り、無事に門の前まで到着。看守長には左腿を撃たれ、恐らく弾が抜けず倒れてもがいた後丸くなり酷く苦しみます。脱獄シーンの最後、看守長を殺めようと銃を構える村田を拓未や潤平と共に止めようと痛みに耐え必死に前進するも、君麻呂の手は村田の足先にも届きません。あと少し、まだそこまでは届かないかと、見ていて悔しい。

脱獄後のシーンではスーツネクタイにスキニージーンズ。♪君にこの歌を のサビでは前半公演は両手を尻ポケットに入れる癖があったのですが千秋楽ではやっていなかった。最後の掛け合いの「愛ってやつをね!」のクサさが好きです。綺麗好きだけれどクサい子君麻呂。自ら金臭さを水洗トイレに…水に流して少し強くなった彼は臭い物に蓋をする父とも、今後はうまく向き合える…と良いなと思います。

役割としては、置かれた環境、貧困や孤児、金絡みで拗れ罪を犯した囚人達の中にやってきた世間知らずな親もいる金持ち育ち。子供っぽさの残る思考と、目の前で親に見捨てられる姿で雑居に幸せとはお金でも親でも無知でもないことを改めて考えさせる。お金があって、家族が立派でも、周りの環境が良くても、一歩間違えたら俺らと同じ、と自身の不幸と不遇の不満で凝り固まった囚人たちに一石を投じる1人。皆に笑顔や協力を促す拓未のように分かりやすい革命児ではないものの、雑居が一丸になるための種を蒔く大事な役割でした。君麻呂自身はイヤイヤいうだけでなく、自分はどうしたいかを言えるようになったし、皆と同じ事が出来た自信もついたように思えます。徐々に皆と打ち解け、健太(小柴陸)や六郎と仲良さげに絡んだり、看守に殴られた潤平(道枝駿佑)を心配して側に歩み寄ったり人懐こさのわかるシーンが多くありました。

前半公演の人目に怯えた弱気な君麻呂は、同じ汚れ仕事に立候補するシーンでも僕には最後に残った仕事しかできない、と自己肯定感が下がったような響きに聞こえました。私はどちらも好きですし、印象は受取手の思考パターンや精神状態にもよるかと思います…!台詞自体は変わらないのに、声のトーンや仕草でかなりキャラクターが変わってびっくり。素人耳ではありますが全体的に出だしが小さい弱気な話し方から、無邪気な子供のような発声に変わっていました。動きも大きくなり、歩く仕草の足取りも心なしか軽くなっていたように思います。

去年の日記係に続く新入り役。今回は生き残れた!!!台詞や役割に遊びが効いたとっても素敵な役でした。ほぼトイレを運んでいてかわいかったです。ボンボンの駄々っ子だけれど憎めない君麻呂ちゃん、出所後は大好きだったお父さんに迷惑かけてごめんなさいが言えていたらいいな、あと、お父さんにお金で解決してもらわなくても、もう1人でなんとかできるよって。

 

長尾担なので、定点で力を使い果たした感ありますが…以下他の子の私的解釈や情報まとめたお話です。覚えている箇所みなので文章量に差があります。それと間違ってたら本当にごめんなさい!

 

・相村潤平(道枝駿佑)青房

親がおらず弟と二人暮らしをしていた。生活のために賭博に手を出し投獄。賭博は一時的なものだと懲役がないので常習か賭博の主催側。弟とは連絡を取っているが、捕まった事実を隠し留学すると嘘をついていました。

桜木とは犬猿の仲で現青房の中心人物といえる。元リーダーのトオルと親交が深かったようで、事故死の原因の祐二を責めるような言動をしたこと、どうにもならないと知りながらも、思いの行き場がなかったと拓未に嘆く。喧嘩の強い桜木に一打の威力は劣るが怯まない精神力がありさほど劣らない実力が見て取れる。

衝動的であれど祐二を責めたことを後悔はしていて、トオルと自分を庇って犠牲になった祐二の無念を晴らすべく、刑期が伸びて弟を待たせてたとしても、脱獄計画に参加する選択を取ります。雑居の中では頭の働く方で脱獄の際は作戦を提案し脱獄を仕切る立場に。冗談を言うタイプではなく態度はクールだが弟がいるためか面倒見はいいように見え、そもそも仲間に気を許しすぎて事の発端のカケルの仕込んだタバコに気付けなかったり、脱獄の最中に看守に狙撃された幸作が気を失うとすぐに見捨て、他の仲間の犠牲をも決めつけ先を急ごうと急かす目の色の違う拓未に1番引いていたりと仲間思い。

前半日程では看守長の銃撃シーンで撃たれた場所が異なり(腕肩胸腹のどれかだった記憶、すみません。とにかく腕を伸ばすのが困難で村田に縋れるような状態ではなかった)、中盤から足に変わり、拓未と共に手を下そうとする村田の左足にしがみついて、拓未と共に止めるように。

衝動に流されて、人のせいにして、後悔して、騙されて、今度は自分のせいで人が倒れて、最後は脱獄計画を指揮し皆の命を背負おうとする。結局計画通りには行かず勝手されちゃいますが、もう彼は誰かのせいにはしませんでした。俺たちの脱獄計画は、失敗に終わった。それもしっかり受け入れて。激動かつ1番劇中で健全に苦悩するというか…人らしく不器用に足掻くのが彼かなあと思います。駿くん不器用も苦悩も似合過ぎるのでこういう役多いですね?綺麗な顔を困らせたいし嘆いてほしい!(こら)そして最後に笑顔が見たい!私見たい流れを見られた役でした。出所後に再会した弟に向ける微笑みがとても優しくて好きです。悲劇の連鎖を止めたのが潤平ですが、決め付けがちな自分をちゃんと分かっていて拓未にも事情を話す勇気もあり、責めない祐二の優しさと、最後まで綺麗なままの兄弟愛が揃ってこそ止められたのだと思っています。

日替わりなお話ですが、六郎作のペーパークラフトパンケーキを手に取るシーンで、手にとった拍子に自分の分のバターの部分が取れてしまって「あ…」ってぽかんとなってる潤平くん(これは駿くん?)を2公演くらい見かけて、ほんと不器用で可愛いなって思いました。

 

・桜木郷(高橋恭平) 赤房

元ボクサー。罪状は不明。皆は元格闘家と言っているよう。気難しく、キレると手に負えないため囚人達から恐れられている。赤青の対立の中心人物であり潤平と事あるごとに対立し刑期を伸ばしていた。赤青が不仲になった原因はトオルの死と、それについて青房の潤平を筆頭に同じ赤房の祐二が責められた事なので、本人に自覚があるか分かりませんが、ずっと結果的に赤房の面々を自分の圧倒的な喧嘩の腕と威圧感で守っています。邪魔なものは嫌いだけど、無害なものには我関せず、拳を振るえる機会は逃さない。労働のシーンはとても退屈そうな表情でした。懲罰房上がりを理由に潤平に庇われたシーンはとても不服そう。赤青問わず雑居が1つになっていく過程では寡黙なのですが、段々と印象が柔らかくなって、パーソナルスペースが狭くなっていく桜木は可愛かったです。祐二のことは嫌いではないのは絶対。出所後の夢を語るシーンでは、またボクシングをやりたいと言っていました。

潤平主導の脱獄計画に従っていた桜木でしたが、皆を先に逃がし途中で立ち止まります。皆の為、追っ手の複数人の看守に立ち向かうシーンがやはり一番かっこよかった。身を呈して時間稼ぎと追っ手を負傷させ弱らせる目的でしょうが、雑居の喧嘩がなくなってしばらく、桜木自身好きな喧嘩…自分試しが出来る機会を心から待っていたようにも思えます。自分に怯まず、笑顔でかわし拳を受けとめた拓未のことはかなり意識しており、別れ際には、お前と出会えて良かった、本気でやり合いたかったけどな、と看守と戦う前、本人の居ない場所でひとり本音の言葉を残します。このシーンで流れるインスト楽曲がとても好きなのですが、曲名も分からず聴き覚えもなかったため勝手に桜木のテーマと名付けてて笑。サントラ欲しい。最後は抑え込まれ連れて行かれてしまいますが、村田の手回しで懲罰を免れる。

脱獄に参加した囚人中唯一銃弾に縁なく幕が降りるのに気付いたときは、いつも1人で自分の戦いたいものに向かっていく桜木郷へのリスペクトのようなものがあるのではないかと感じた。この男に野次は不要なのですね。

恭平くんはとことんかっこつけて演じたとのこと。演出家さんがナルシズムの奥の純粋さに気付いて大切にして下さったようで、綺麗にハマっていました。上手く表現できませんが、古典の男性的な美的感覚をそのまま人にしたような、とても魅力的な役…!花は桜木、人は武士…!!そして名前の読み方はごうで良いのでしょうか?劇中呼ばれる事がないので分からない笑

 

・飛田カケル(西村拓哉) 赤房

詐欺で投獄。皆と同じペースで喧嘩をし、笑談をする特に目立つわけでもない普通の少年。1幕序盤は特に何かするわけでもなく桜木の取り巻きのような印象。1幕後半からの存在感がすごい。自分の刑期を短くしてくれるという看守長の誘いに乗り、出所間際だった潤平のポケットにタバコを仕込んだ犯人。仕込んで直ぐの抜き打ち検査は顔色を変えることなくこなすが、祐二が身代わりに出頭した際少しだけ動揺していたような気がした。

朝礼の冒頭、看守長の誠に残念な〜のあたりから何かを察し血の気が引いたような顔のまま全く動かないカケル。悔やみ悲しみ、駆け出す順番は一番最後、多分誰より重い足で走っていました。耐え切れなくなったのか、雑居房皆に真実を打ち明け謝る。一発殴られ、周りに呆れられはしたが、祐二が望まないと幸作の一声以降責められることはなかった。改心して、「仲間と認めてくれたのはみんなだけだから」と脱獄計画に参加する。

が!逃げる途中に降参しようと言い出し看守に自首。看守長に逃走経路を吐くから、今回の件は俺だけ見逃してくれと交渉する。二度目の裏切りに呆れ果てた面々はカケルを切り捨てるが、これも全てカケルの戦略であった。看守長に嘘の逃走経路を教え、仲間の逃げ道を安全にしていたのです。看守の警備が手薄になっていく様子を見て、皆はカケルのしたことを理解してくれたのでした。嘘をつかれ激昂した看守長に直接銃口を突きつけられ撃たれるも、駆けつけた山森たちの援護で頭を掠めただけで致命傷にはならず、追い撃ちも食らうことなくそのまま助かっています。生き残れるのは少し予想外だったみたいです。

出任せで生きてきた?嘘だ!全部計算なんじゃないです?カケルさん!?何がやばいかって自分の命を取るか仲間との絆を取るか、最後の最後まで主導権を自分で握ってたんですよこの子は。看守長までも利用し、自分の生死も自分の意思で選んでいた。…出任せって選び方が出任せだったって意味か?これ以上は私の頭が追いつかなくてダメだ…。でもきっとこの子は生きていく過程で、選ばざるを得なかったんでしょう。考えれば考えるほど賢くて、寂しい子だ…。

タイミングの良すぎる抗争や看守の配置など、もしかしたら以前からスパイとして共謀していたかもしれない…と思うと1幕前半の行動の全てが疑わしくなる。それとニシタクさんが実は青房の健太とは親友の裏設定があるとかんじゅ日誌で教えてくれて!プログラムや機械を組む子と人の心を汲む子が親友でどちらも少年刑務所にいて、表向きはさほど絡まない。秀才同士にしか分かり合えない複雑な事情がありそうで。利己的に考え生き抜くも結果罪に耐えかねて1人で死ぬことを選んだ子と、無謀でも新しい相方を守り2人で生きること望んだ子(六郎健太の項参照)が実は親友…私が見ていないだけで何かあったんですか?

 

・鈴村幸作(大西流星) 赤房

劇中でずっとサバイバル生活…すごくポジティブな言い方だが家なき子をしていたと語っている。親もいない。罪状は不明。金属類を中心にガラクタを集め、加工して売って生計を立てていたよう。その点か、ガラクタ収集になると強気になり祐二の見つけた大きいナットを半強引に貰っていた。そのナットに紐を通し、一つだけ一際大事にしていたお陰で、脱獄時遠方から狙撃された際に衝撃で気絶しただけで怪我もなく無事で済んでいます。

祐二の隣のベッドで、雑居の中で一番祐二の近くにいるのが幸作でスキンシップも多い。リーダーになった祐二を心から持ち上げ、亡くなった後に祐二の書いた母への手紙を見つけて読み上げたのも幸作だった。信頼する人への懐こさとかわいい顔に反して、口喧嘩をふっかけられると好戦的になる。少しがめつく、いざとなればその辺の草でも紙のパンケーキでも食べようとし、全力で生きようとする男の子。集めたガラクタは宝物と言う。流星くんも日誌に載せてくれた、劇中に置いてある日替わり針金アートはスタッフさんの愛しかなかったです。不遇な生まれでも、幸せは自分で見つけて拾って自分で作ってしまうもの。名前が素敵。

 

・波多野六郎(嶋﨑斗亜) 青房

投獄理由は恐らく窃盗。同じ青房の健太と仲良しで互いに相方と呼び合う。食堂のシーンでは健太と一緒にジェスチャーのみで毎公演色々な食べ物を食べていたとかんじゅ日誌より。雑居房では披露できる機会がないが料理を作ることも好きで、刑期を終えたらいつかパンケーキ屋さんを開きたいと話す。潤平の出所祝いのパーティでは仕方なく紙製のパンケーキを振る舞った。手先も器用とみる。

小柄で可愛らしい見た目だが、盗みの腕には自信あり。看守の隙をみて鍵を手に入れたり、脱獄時は武器の調達がしたいと自ら一人で追手の看守にタイマン勝負を仕掛けるほどの勇敢さと、一対一であれば容易く銃を奪う腕を持っていました。健太と合流したところで健太の目の前で後の追っ手に足を打たれてしまい、置いていけと叫ぶも健太に担がれ銃を乱射しながら逃げる。複数の看守に取り囲まれて、六郎を担いでいた健太も負傷した絶望的状況の中、来世での再会の約束を交わしたあと、叫ぶように手負いの二人で肩組み向かっていく。響く複数の銃声で、暗転。既に無事ではない上この演出、私の知るだけでも沢山の方が初見このシーンで涙し、胸を打たれていました。私もそうです。

・落合健太(小柴陸)  青房

投獄理由は不明。同じ青房の六郎と仲良しで互いに相方と呼び合う。夢を語るシーンで出所後は六郎のパンケーキ屋さんのマネジメントをしたる!と肩を組む。コンピュータから電気系、色々細工ができるようで、脱獄のために遠隔で刑務所全体を停電させてかつ、スイッチングでは復旧のできないコンピューター制御と電子回路まで絡む高度なプログラムを仕込んでいる。高度すぎて本人しか起動できないのか、健太が戻らなかった時、潤平はもう制御盤を叩き壊すしかないと言っていた。

健太は刑務所に来てから、脱獄計画の自分の役割も、時間をかけて組んだプログラムも、自分の身の安全も全部放り投げるほどに心配な、来世も一緒にいたいほどの相方に出会えた。そして見失うことなく、その手を離さず共に眠ることさえ選んだ…と思うと17年少年たちの頭の良い秀才役キョウヘイとその親友役ケントと重なってしまってもう涙腺がダメです。2人セットで書いてしまって申し訳ないが本当に一生一緒にいてください。

 

・戸隠啓司(當間琉巧) 青房

投獄理由は不明。想像力豊かで柔軟な上はっきりと自分のある囚人。新入りの拓未が言う「笑えるやつが最強」説に真っ先に同意した。出所後の夢は海賊王と本気で語る。喧嘩も恐らく、楽しいので参加するタイプ。アホと笑われるが気に留めず、紙のパンケーキで本物を思い浮かべて気持ちでお腹を膨らませようとするなど、不満の多い雑居房の会話の中、彼の一言が気になり皆が反応するような、発想力で注目を集めるシーンが印象深かったです。君麻呂とまた違った純粋さ、子供っぽさがあります。啓司くんのほうがちょっと無邪気な残獄さを含む感じ。

身体能力も高く、脱獄時も最後まで拓未、潤平らと共に最後まで逃げ残る。撃たれ倒れた位置が一番遠く、看守長を撃とうとする村田には手が届かなかった。

 

・柿本拓未(大橋和也) 赤房 新入り

正義感が強く、街のチンピラを懲らしめる際にやりすぎて投獄。君麻呂と同日、初日から雑居房に放り込まれた新入り。初対面で格闘技経験者の桜木の拳を見切り受け止める動体視力などからかなりの喧嘩の腕を持っています。強くてその上友好的で人との距離を縮めるのがとても早く、本当の強さは辛い時に笑える強さだと言い放ち、不仲の赤房と青房の理由を探りながら、仲介していく。祐二の違和感に気づき、父親に捨てられ泣きじゃくる君麻呂を抱きしめて君麻呂をバカにする山森たちを睨みつけ、桜木を潤平と共に庇うついで潤平の気持ちと抗争の発端を聞き出すコミュ力おばけのスーパーヒーロー。トオルを失った監獄に再び登った、暑苦しくも皆を照らし道を示す太陽だった。

…が、祐二が看守長に殺されるとそれ以降、拓未の纏う気配が変わるというか、健全な笑顔笑声にみえなくなるのです。仇をとりたい、と相談する際にも、いかに看守長を精神的にもいたぶれるかに重点を置く。脱獄を提案するのも拓未で、騒ぎになったら面目丸つぶれだ、と含み笑いで冷たく言い放つのが怖すぎて。脱獄時も、倒れた仲間をすぐに切り捨て、置いてきた仲間の無事を信じることなく犠牲という。そのセリフには流石に後悔を滲ませるが、次の引き返すも立ち止まるも降伏もない、冷たい声色の「いくぞ」で鳥肌。拓未の中では正義で悪を懲らしめること、もう脱獄という復讐の完遂しか見えて無いようで恐ろしくなりました。お分かりでしょうか、2幕は彼自身がもう、声を出して笑えていません。

祐二の無念を晴らすため殺人に手を染めようとする村田を見てようやく、目の色と声色に感情が戻り必死に止めます。真っ白な村田さんには、俺らみたいになって欲しくないと真っ先に足に縋り訴える。

望まれる太陽であれど、見えない光でじわじわ焼かれ、日照りが続けば乾ききるし、近付けば火傷では済まない。エネルギーが強すぎる正義が、お日様が悪者にならないためには、雨も雲も必要で、冒頭の語りのように雲に抱かれて太陽が沈む時間もきっと必要なんだ。人の為に奔走できる、強くて能天気な笑顔の拓未は拓未自身のありたい姿なのかもと思っています。人や自分を守る正義が、悪を倒すことに差し代わり、自分と同じ道を辿りそうになっていた村田をどうしても止めたかった。投獄理由から明らかですが、それ以上はダメだ止めろ、と拓未を止めてくれる…止められる人が、以前は周りに居なかったんでしょうね。その点では心強い仲間との監獄での経験を経て良い方に向かえているのかな!良い意味でも後ろを振り返らない子だと思いますし。

パンフレットで大橋くんが話していた、少年たちは毎年の積み重ねという言葉は考察過程にとても影響を与えていて。確かに、ストレートプレイになり細かな設定は変わっているから印象は違うけどキャラクターの分布図というか、看守サイド・山森たち、去年なら島の住民・囚人サイドの構成は変わってないですね…。再会、親友、兄弟、親子要素とか毎年あるし今回もある。大橋くんのたった一言二言に、すごく興味がわいて仕方のない時があります。

 

・山森冬樹(大西風雅) 赤房※贔屓

看守長への金銭贈与により刑務所内で高待遇を受ける囚人たちのリーダー格。赤房だが、同じ赤房の雑居組に関わらず高みの見物をしている。抗争での立ち位置は映画少年たちの黒房です。2幕では、祐二の突然死と看守長の態度にいよいよ不信感を抱き、3人を率いて看守を足止めし、雑居の脱獄を手助けをする。ここの喋り方がとても輩でした風雅さん。山森たちが看守との戦闘中、恐らく村田が駆けつけ、自分の事情を説明し、看守を説得したのだと思われる。恐らくここで致命傷のなかった山森たちは駆け回り、看守長を出し抜き、撃ち殺されそうになっていたカケルの元へ。皆で看守長を抑えこみ弾をそらして助けるなど、本編では描かれないところで大活躍していました。「約束の丘」のことは知らなかったはずなので、脱獄騒動のあとは雑居房と仲良くなったのでしょうか。そこも可愛かったです。

・後藤清典(岡佑吏)青房※贔屓

山森の取り巻き、恐らく贔屓組の中心人物の1人。雑居房を小馬鹿にしている。父に見捨てられた君麻呂を馬鹿にしたり、典型的ないじめっ子。本人もイヤなやつを意識して演じていたそう。

・松井進也(奥村颯太) 青房※贔屓

山森の取り巻き。空き巣の常習犯のため投獄、物音に敏感な設定は本人のかんじゅ日誌より。身軽で脱獄加担の際には看守の背後から飛びかかって背中にへばりついて邪魔したりしていた。

竹島優一(岡﨑彪太郎) 赤房※贔屓

山森の取り巻き。脱獄加担の際は看守にパンチが当たらない上やられっぱなし。すごく喧嘩が弱かったかわいい。

・時岡洋平(浅倉吏玖) 赤房※贔屓

山森の取り巻き。見る余裕がなくて申し訳なかった…。18年組の吏玖くんがここにいるのすごい。 

※高待遇を受ける贔屓組は区別のためか囚人服の色が雑居房の囚人とは異なる。赤は赤紫、青は青緑に近い。一応括りとしてはそれぞれ赤青として収容されているようだ。赤青の抗争を面白がっているが、一年前から全員居たかは定かではない。常に5人一緒に出てきた。

君麻呂のメインシーンでの印象が強いため、実はこの子達も刑務所内の高待遇で雑居に優越感を感じているが、実際は家族が看守長と直談し、刑期も何もかも大人に計算されていて、知らぬ間にお金で売られている可能性もあるのでは…なんて思ってしまった。

 

・大村祐二(西畑大吾)赤房 2幕故人 ・小学生の祐二(伊藤篤志・山中一輝 Wキャスト)

毎度バイト代を盗るバイトの同僚を衝動的に包丁で刺してしまい投獄。反省しており、控えめに日々を送る看守囚人共に認める模範生。気が弱く好戦的とは程遠い。以前はよく笑う子だったようだ。

約一年前、脱獄容疑をかけられた際に、皆が頼り慕っていたトオルが身代わりになってしまったと青房中心に恨まれ、赤房と青房の抗争のきっかけになってしまう。巻き込まれるように雑居房に入れられ、同じ括りで扱われるも、本人も自分を責めているせいか周りの囚人には一切文句を言わない。父に暴力を振るわれながら育ち、母を愛し、母に手紙を送りながら過ごす。新入りの拓未に笑うことを提案され、「最近は声を上げて笑うことは無かったけど…」と同調し笑い出します。しかし拓未に自分がここに来た経緯を説明した際には、語りながら呼吸を乱し涙声になっていったり、村田との再会を素直に喜べなかったり口調も謝りがちで不安定な部分が目立つ。

赤房と青房が雑居状態になって暫く経ち、自然に赤と青の境目が薄まり笑顔が増えてきた頃。祐二は話の中で、雑居房の全員が刑期を終えたらこの刑務所を見渡せる丘の上で同窓会をしよう!と提案します。集まるには集合をかけるリーダーが必要と、リーダーに推薦される祐二。まず一抜けの潤平の出所日が迫り、雑居房内はパーティが開催されたり、うっかりムラッチ呼びをしてしまい看守村田と小学校の同級生だったことがバレて運命だとからかわれたり、祐二自身も自然に笑顔の絶えない日々が続く。そんな幸せな日々は束の間、看守長は細工をし潤平の刑期を伸ばそうとします。連れていかれそうになった潤平を声を絞り出して庇い、懲罰房へ連れていかれた彼が雑居房に戻ることは二度と無かった。人気のなくなった時を見計らい昼食をこっそり持ってきた雑居の面々に感謝し、助けようとして他の看守と看守長に見つかった村田の身を案じ顔を歪めた。祐二は最期まで笑っていて、最期の言葉は「みんな、ありがとう…今日は最高の日や!」であった。その時手を下した看守長だけが耳にした…筈だ。聞こえていたかは分からない。

拷問に耐えながら、「リーダーやから」と呟く姿は見ているのが辛かったです。リーダーとはなんなのか、リーダーは必要か。でも、祐二は自分がリーダーに任命されたこと自体を、最愛の母に手紙で報告する程喜んでいた。母に届かなかった最後の手紙は、亡くなった後、遺品の中で見つかります。

大村祐二の人生のクライマックスに、流石の演技力で連れて行ってくれました大吾くん。ロウソクの火のような男の子だった。これは観る側のお話なのですが、リーダーになるシーンで話の流れから死亡ルートがぽんと浮かぶんですよ。みんなで笑ってるのに死亡フラグが確立する?あの感覚が忘れられない。

リーダー…魅惑的な響きは無意識な後悔、償い、責任、そして憧れを含んだ。自分を庇って命を落としたトオルのように、仲間の盾になることで祐二はリーダーとしての務めを果たそうとしたんですかね。模範生のお前がタバコを吸っている筈がないと、あまりの見え透いた嘘に看守長すら情けをかけるが、最後まで祐二は吐かず。結末はトオルの二の舞の悲劇に。彼がなったのは自分を守った背中そのもの。

自分も誰かのヒーローになれる時がきたと勇気を振り絞り前に出た祐二にその先の悲劇や残された者の悲しみを想像できる心の余裕は…もう無かったのだと思います。命を落としてやっと肩の荷がおりて、自分を許してあげられたのかな。一年後は約束の丘の上で、前を向いて生きる仲間の背中を感じ、笑っていました。母に花を贈ろうとして二度も悲しい結末になり辛い。どう考えても残された祐二のお母さんが一番辛いかな…。

 

・森下トオル古謝那伊留)元青房 故人

かつて囚人達に慕われていた人物。祐二曰くリーダーにぴったりの人柄と人望。祐二と個人的な交流もあったようだ。看守長に呼び出された祐二を庇い、体罰の末に亡くなる。第一発見者は祐二だった。自分の助言のせいで、無実の罪で疑われた祐二を助けたかった一心である。どう汲み取っても好き好んでそうなった訳ではない。亡くなった後も、思念として見守り続け、あまり笑わなくなった祐二を気にかけていた。

エンディングの♪君にこの歌を で祐二と再会し笑いかけるトオルの顔は優しく、祐二とともに丘から出所していく囚人たちを見送ります。演出的には亡くなっている2人と他の囚人、村田がすれ違う絵も綺麗。古謝くん、稽古中は不在者の代役をしていたようで、なにわ男子の半分くらい台詞も完璧で代役をこなしていたらしい。素直にすごい。

 

・相原サトシ(浦陸斗・姫野颯良 Wキャスト)

潤平の弟。親がいなく兄も捕まってしまったが、身寄りはあるのか普通に学校には通えている。兄はアメリカに行ったと思っており、刑務所にいることはクラスメイトに言われるまで気づいていなかった。兄の嘘や罪を恨まず、またそれを噂したり悪く言う周囲にも負けず、更に周りの近い年の子供達を説得しながら、事実を知ってもなお健気に兄を待ち続けた。出所してきた潤平に駆け寄り抱きつく絵がとても綺麗でした。

ジャニーさんの描きたかったものかもしれない「一番強いのは瞳が希望に満ち信じる心のある子供」をそのまま役に起こしたような、そんな子。映像化済で例えるならばDREAM BOYS系統のJr.時代の薮くんや中島裕翔くんの演じた主人公に出会う少年に近い印象でした。というかそのものです。嘘も苦しさにも勝てる、幼い瞳に光る憧れ。今のドリボにもあるんだろうかこの役。互いに思い合う兄弟は強い。毎年松竹座でも描かれていた兄弟の絆ですが、今年の兄弟は死に別れずハッピーエンドでよかったです。

 

・村田宗次郎(藤原丈一郎) 新人看守? ・小学生のムラッチ(丸岡光聖・角紳太郎 Wキャスト)

新人看守として、本部よりやってきた。刑務所へは自転車で通勤している。登場シーンの口笛は日替わりで高校野球のテーマ他色々な曲を吹いていました。正義感が強いが実はお調子もの。祐二と小学校の同級生で、ムラッチと呼ばれ、泣き虫の祐二を当時から気遣い手を引いていた。アントニオ○木のモノマネが久しぶりに会う二人を繋いだが、昔と同じように仲良くやりたいと切り出すと祐二には拒まれてしまった。実は本部から看守長の不正を疑い派遣されてきた捜査員なのだが、完全に看守長の城である刑務所内ではうまく動けない。

雑居房が仲良くなってきた頃、賑やかな雑居房に村田が巡回する。看守が来たと構える囚人たちの輪で祐二がぽろっと「ムラッチ」と呼んでしまい、雑居房の面々に顔馴染みであることがバレて、運命やなと笑われる。ここで祐二と村田は再会の日ぶりに顔を見合わせ、照れくさそうに笑った。二人の心が近づけた、そんな気がしたのもつかの間、抜き打ち検査で潤平を庇った祐二が懲罰房へ連れていかれる。

懲罰房で酷い体罰を受け、息も絶え絶えな祐二を心配して声を掛ける。その様子を他の看守に見つかり、自身も連れていかれ拘束されてしまった。その間に…。

自分の潜伏期間に刑務所で不審死がでた。金での優待、理不尽な体罰や意図的な刑期の延長、過去の殺人行為の隠蔽、そして祐二を殺害し隠蔽したことと十分過ぎるほど証拠は揃う。自身も祐二の死に苦しみながら、怒りと悲しみに暮れる囚人たちが暴走しないように諭すのだが、思い届かず囚人達は脱獄計画を実行。囚人たちの身を案じ、銃の使用も解禁した看守長を自ら止める…討つべく動く。

山森たちと戦闘中の看守を説得、六郎と健太を撃とうとする看守を止めて説得し、看守長を追う。

追いついた頃には既に看守長は囚人に発砲しており、足を撃たれ動けなくなった囚人を今にも殺そうとするところであった。看守長の手を撃ち抜き銃を落とし、更に追い討ちをかける。自分の手で始末する。倒れた看守長に怒りを込め銃を向けるが、血だらけの拓未と潤平に手を汚さないでほしいと必死に止められ、とどめは撃てなくなった。

一年後、約束の丘の上で、自分の話をする元囚人たちの様子を照れながら見守っていたのちに発見され話の輪に巻き込まれる。無念も少し滲んだ目は村田さんのお陰で助かったんだ、俺らのヒーローだと言われながら、同じ空を見上げていました。

六郎と健太のシーンで鳴る複数の銃声は、看守の銃を撃ち落とした音の可能性があるなあとか。折角また祐二と昔みたいに笑い合えたのに、そのシーンの直後、本当にあっという間に祐二が悲劇に連れ去られてしまう辺りが絶望しかない村田さん視点。祐二を殺された怒りに任せて下手に動けば自分の身や課せられた仕事も破綻する。ここで自分が始末されるような事があれば、看守長は勝手を繰り返し、またしばらくの間は囚人たちに助けは来ない。考えれば考えるほど、胃に穴があきそうな立ち位置です。一年後のシーンも看守の格好のままやってきます。祐二は守れなかった、でも彼が守れなかった命より守った命の方が多くて、皆がそれを喜んでくれている。おかげか彼の正義は綺麗なまま、警官としての心も折れずに残っているようです。

 

・看守長(コング桑田)

監獄を我が者とする看守長。お金での贔屓は序の口、罰と称し笑いながら直接拷問をしたり、気に入らない囚人を嵌めて刑期を伸ばさせる非道な人物。馴れ合い庇いあう囚人に異常に警戒し怒る。トオルと祐二を殺し、それを隠蔽しようとした。罪を犯すような人間は不要と、囚人を痛めつけて喜ぶ描写が多い。祐二に対し穴を掘り逃るのではと警戒していたが、既設の穴…下水管を辿られ囚人達に脱獄されてしまう皮肉な展開。最後は村田に撃たれ、これまでの悪事をすべて本部に報告され引き渡された模様。看守長がそこまで罪人を憎む理由を考えるのも難しいくらいに悪い役ですが、コングさんご自身はとても良い方で、公演期間中のTwitterなどとても楽しませていただきました。長尾くんのお誕生日ケーキの写真もありがとうございます…!

 

看守サイドも色々!迫力があり過ぎる今江くん(今江大地)の看守はパンフレットにはないものの安倍晴明という役名があって、一際看守長を尊敬心酔していてかなり威圧的で囚人に手厳しい看守。有名な陰陽師と同じ漢字。読みはあべはるあき?かな?福井くん(福井宏志朗)の看守は少し看守長のやり方に違和感を感じている看守。どちらもかんじゅ日誌より。看守の中でも看守長に憧れたり怯えたり困惑したりしながらも、逆らうと看守自身にも役職は勿論身の危険があるため従順に動く。

直接は関係ないのですが何故パワハラ上司は世に蔓延り、出世しやすいのかみたいな意見が興味深かったです。確かに、100人中100人の機嫌を取って同意に寄せるのは大変で、圧倒的にその場で力のある1人の機嫌を取る方が簡単なんですよね。そして一時の楽や保身の為に囚人のジレンマに陥りやすい。実は囚人のジレンマこそ、そのままこの「少年たち」のことなのかともぼんやり思ったりしました。ジャニーさん…。

 

青春の光ってなんだろうか。青春は若さと生命力に溢れ青々とした時期。少し無知で愚かでも、何物にも言い換えられないパワーがある時期。それは誰にでもやってくる。やってきていい。勿論今回の主役の受刑者の少年たちにもあっていいものだと思う。一線を踏み越えるきっかけはきっかけに過ぎない。

一度シミがついた布はもう二度と真っ白には戻れない、その看守長のセリフは意味濃い。どんなに周りが許してもその時のシミのついた事実は本人の記憶からは消えないし、逆も然りである。

色々な理由でやってきた新入りたちが刑務所に現れ、事が動き出す。そして勿論元いたものが今に至るまでにも理由がある。自由を望むもの、待つ人のいるもの、夢を持つ者。

望まなかった悲劇の中、守られ残された側の虚しさや痛みははっきりと描かれていました。いやいや、文字に起こすとあまりに祐二の運命が辛かった。君麻呂ちゃんの定点は甘え→絶望→成長みたいな印象なのでまだ見やすかったです。

DV父親のせいでついたという、弱気で人の顔色を伺う自分の性質が嫌いなようですが、逆にそのおかげか、刑務所では気難しく衝動的な囚人に睨まれずにすんで、同じ赤房の面々やトオルには好かれていました。結果的に山森や看守長にまで満場一致で模範生の良いやつと認定されていた祐二とか、そう言えば辛く苦しい時も笑っていたのは拓未じゃなくて、最初から祐二で、この2人も対比だったんだ!とか、公演が終わってから整理しながら気付いて面白いと思った部分もいっぱいあったなあ。

 

2020.4.13追記

劇中、2人という数字が鍵。新入りも2人、亡くなってしまうのも2人、と数が2に統一されているのです。そう考えると看守長を村田が討とうとするシーンで、拓未と潤平が2人で止めるようになった変更点は納得出来る。もちろん他人の為に動けるようになった潤平の心の成長もあるのですが、ここの2人の行動には故人のトオルと祐二、そして皆の思いが共にある。自分と他を描ききり、後に判明したことでしたがなにわ男子出演の夏松竹の集大成として、きれいに纏めてきたようで痺れます。気付きがいっぱい。

 

もう少し見ればよかったと思っているのは拓未くんとカケルさんの見せ場のシーン、それぞれの反応。拓未くんは怖くてあんまり見られていないので、もう少しじっくり見られたら、拓未くんの影の部分、弱さがより鮮明に理解できたのかな。カケルさん関連は主に健太とか…親友とか聞いたらなおさら…健太は六郎とニコイチなんじゃないの?と気になってキリがないのです。あ、六郎と健太の仲良しな様子ももっと見たかったです。目が足りなすぎる。

1回目の2017の考察記事につけてしまったばかりに、何か捻らなきゃと何気にプレッシャーな記事のサブタイトルは責…なすべきつとめ の意から。君麻呂ちゃんもそうだし、メインストーリーにも通ずる。決まってからの方が筆が進みました。それぞれの役には文字通りきちんと役割があってね、書いてたらみんなだな!と思ったので。全部大事だからびっくりするほど説明を省けるシーンがなくて、個人考察よりストーリー紹介が多く鬼門でした。至る所にいろんな対比が落ちています。結末は結末として逃れられないものだけど、誰の道が正解などとは表現し難い。それぞれにそれぞれの不幸と、拠り所や宝物、幸せがある。そして全てを知らない観客だからこその、なんというか語られない余白部分というか、不透明さが好きなんです。

 

見たものを好きと思えた時に、今までの私が今の私を更に楽しませてくれます。苦悩や諦めたこと、費やした時間を無駄と思う事はあっても、その時自分がそうしたくて選んだこと、目や耳に入れたものはちゃんと糧になるのだと、多方面で色々なものに教えてもらう日々です。そしてやっぱり役者さんや裏方さん含め、創り手の方々はすごいなあとしみじみ思います、こんなの感情移入し続けたら精神持たないって…。

 

去年より目に見える範囲だけでもさらに沢山の方々に携わっていただいて、そして関西ジャニーズJr.のいろんな子が自分の役やこだわりについて教えてくれたり、語れる場所を設けていただいて、お芝居楽しかった!やりがいあった!演出家さんと相談できた!の声が聞けて、作品のファンとしてもタレントのファンとしてもとっても幸せで胸がいっぱいです。賛否の声があったのは知っていますが、私は大成功かな!!って思います。

公開のタイミングや、感想文としての形を保つ為引用の割合などは調整しているつもりです。作品の権利を持っていないので、ご指摘受けたら秒で消える最弱ブログになります。…ちょっと自分でもやりすぎた感が否めないので怯えています泣

 

目の届く範囲は拾っているのですが、折角の発言や視覚情報取りこぼしてたら本当にごめんなさい。個人収集なので限界があるのです…。ミスなどは恐らく見つけ次第こっそり修正かけてます。(進行形)

長尾謙杜くんは舞台本編の役名のある役の他に、本編後のショータイムの衣装を担当しているのですが、これまた天才!

既出の衣装の他に、新調品のデザインにも関わっているようなので、

気になる方は、「なにわ男子 アオハル 衣装」とか「まいじゃに Lilかんさい Lilmiracle」※辺りで是非調べてみてください!!

※これに関しては長尾くん、Lilかんさいからの発言がなく、大西流星くんからの間接的なものしかないのですが、携わったっぽい…?

ショータイムの構成は道枝駿佑くんが担当したそうで!

 

長ったらしい記事でしたが、

☆なにわ男子の初主演、関西ジャニーズJr.の夏の松竹座が熱かったこと

☆本編は演技一本の深い内容で、スタッフさんに恵まれ大切に作っていただいたこと(本当にありがとうございます)

☆長尾くんの演じた大田原君麻呂はかわいい

☆ショータイムは構成道枝、衣装長尾が担当

だけ、覚えて感じて読了していただけていたら嬉しいです!

 

この度は作品やタレントの名を借りた1ファンの好き語りにお付き合いくださりありがとうございました。是非ともなにわ男子、関西ジャニーズJr.を今後とも宜しくお願い致します。

 

抜粋引用、参考にさせていただきましたm(_ _)m

☆舞台 少年たち 青春の光に… パンフレット

言わずもがな

☆月刊TVfan 10月号

10年前の舞台について

☆BESTSTAGE vol.133

拓未、君麻呂、村田が変えていく部分

☆STAGEnavi vol.35

オススメ。なにわ男子のみ コング桑田さんとのコメントやりとり、公演中盤個人インタビュー

☆STAGESQUARE vol.40

オススメ。演出家さんインタビュー

☆DanceSQUARE vol.34

丈今古陸対談

☆Johnnysweb 連載 日刊なにわ男子・かんじゅ日誌 各個人

他にも取り上げてくださった各誌にもたくさん写真が御座いますので、気になる方は是非。

 

常にキャパ増と公式本編映像化、心から願っております…。出来がいいのにもったいない、受注生産とか…ないんですかね。

絶対なにわ男子、デビューしようね!言霊!

 

ではまた、言葉にしたい何かがあったときにでも。

 

以下絵メモ ◎2020.4.18追加

f:id:knknpa15love:20200418221801j:image

一夏の茶髪がとても可愛かったです。本物はISLAND TVの長尾くんお誕生日動画などで確認できます。

 

2020/5/3 一部変更、出典明記

その演出は、願いにも似た。-光を追えるうちに-

関西ジャニーズJr. 松竹座夏公演「少年たち 青春の光に…」も残り公演が少なくなってきました。なにわ男子が座長になった初めての夏、あまりに多忙すぎる夏、どうか無事に千秋楽まで駆け抜けられるよう祈っております。

 

そもそもジャニーズオリジナル舞台って何?少年たちって何?囚人?桶ダンス?と、自身の整理のためと独特の文化をマイルドにしたくて、それと、やっぱり沢山の方に興味をもってもらいたくて、去年こんなものを書いてました。

http://170815snow.hateblo.jp/entry/20180826/1535291046 

無名の書く僻地のブログにも関わらず、この記事が急に先日アクセス数上がってびっくり。んでもって、なんとなく今年も期間中のうちに似たような記事を書いてみよう!といった気持ちの運びに。

主観しかない本編考察は千秋楽後にまたできたらなあと思っています。

(↓2017公演分)

http://170815snow.hateblo.jp/entry/20180701/1530422355

(↓2018公演分)

http://170815snow.hateblo.jp/entry/20180914/1536850801

 

あくまで素人一個人の感想・解釈であり、事務所や実際の作品や公演、制作側・出演者の意図とは一切関係ございません。あくまで素人一個人の発言です。

 

また、舞台については公演中のため本編の登場人物やストーリーに関する記述は極力控えていますが一部ネタバレは含まれますので観覧は自己責任でお願い致します。誰がどんな役、何をするは詳しく書いてません。

 

これだけ書いても面倒がらず読み進める方は当ブログの趣旨をご理解いただけているかと思いますが…。

 

今年の夏、松竹座で8/30迄公演中の「少年たち 青春の光に…」は近年の舞台のテイストとは違い、たのしくやさしいエンターテインメントじゃなくがっつり舞台でした。舞台作品+ショータイム構成。外部舞台の為に演者も客も慣らす意図とも取れなくはないほど、独特の要素がなくなっています。今までに慣れてしまうと、劇中息つく間もないのでしんどい部分はあるかもしれません。私は全然好きなので割と受け入れられてます。結局好み、フィーリングですのでその目で是非に。

 

【近年との大きな変化】

・それぞれ役名があり役名で呼ばれる。今は頻繁に聞かない名前を持つ少年が多いので、分からなければ是非パンフレットをお買い求め下さい。今年も読み応えはバッチリでした!

・囚人服がつなぎではない。が、赤房と青房など色での区別は健在、上下バラ。

・日替わりギャグパート少なめ。一般的な外部舞台並み。

・急に半裸にはならないしお風呂シーンはないし踊り出しもしない。南の島にはいかない、雪も見ない。何箇所か歌は歌う。

・おなじみの曲はBGMとして流れるのでおっここでこれか!という楽しみ方も。

・セットを自分達で動かす。これはなかなかいい。転換がジャニーズっぽくない。おしゃれ。ベッドになったり格子になったり机になったりするアレすごい。説明し難いけどすごいんです。

ガラケーとちびっ子(見ればわかる)

雑居房のトイレは洋式。君麻呂ちゃんかわいい。

 

【注意点】

悲劇が悲劇を呼ぶ。終始明るい話ではないです。暴力表現や怒声、感情や精神乱れるシーンを含みます。

銃声、今年から一瞬血糊注意。個人的感想としては去年の方が見る側にも本人達にも救いがあり、今年の方がことの運びや台詞回しが凝っていて、舞台作品としてスマートで格好良いです。色んな方と考察ぶつけ合いたい。

舞台本編のみ花道・通路使用有り。舞台ですので上演中の演者への声掛け、接触は禁止です。初めての方も場内アナウンスに従い、普通の観劇マナーを守っていれば問題ありません。松竹座は狭いので距離が近くで嬉しい気持ちはもちろんわかりますが、舞台本編での前のめりと歓声だけはぐっと堪えていただけると。

通常ショータイムでの客席降り、花道使用はありません。

 

私が気になったのは、ジャニーさんことジャニー喜多川演出に近年よく見られるものがなかった点。…間に合わなかったのか、敢えて変えているのか。

今回も人が犠牲になる描写はあるものの、花は地面に刺さらない。十字でも運ばれない。悲劇的表現で人が落ちる描写がない(演者の転落するような演出がない)点です。

ここ3年、しっかり使用してきた十字運び(この名称で伝わるか?)と落下表現。それが今回なくなっていたのでびっくりしてます。

2009年のTough Weeds、2015年関西少年たち、関東Jr.のものは未履修です。えびきすの少年たちは、友人宅でDVDを観た遠い記憶があるくらい…。映画は見ました、しかし別に作品「少年たち」や舞台班のヲタクなわけでもなく…。なので、なんとなーくで緩く読んでいただけたらありがたいです。

しかし調べれば調べるほど、映像化しているものだけでもかなりの舞台や公演で人が落ちる。ジャニーさんは美しい少年や青年を宙吊りにしたり高いところから落とすのが好きなんです。所属タレントの今後のためにスタント経験を積ませたい、などの気持ちもあったのかは今となっては分からないけれど。若き少年や子供の危機・友人や兄弟、仲間の死がほぼイコール悲劇である理由は、やっぱりジャニーさんが戦争に行かれた方だからかなぁと見るたび思っています。人が亡くなった場所に花が刺さるのも、亡くなった人をみんなで運んでいくのも私には意味深にみえてなんか…。運の悪さ、争いの犠牲、自分の弱さ、どれも見てきた時代の悲しみの形のようで痛ましい。

「落下」は大概悲劇や当事者の意に反した世界に放り込まれる表現として機能します。別に演劇や映像制作に関わらず詳しくなくても、落ちる、落下することやその単語に対するイメージはマイナスなものが多く想像が容易。落ちることはよくないことと刷り込まれてるのは生命を維持するための危機意識から…話が逸れそうなので戻します。

今回の少年たちは、劇中誰一人として「落ちない」のです。正義や理不尽に殴られても、銃弾に倒れてもその地から落ちて消えることはありません。逆に全ての事実がステージにあり、逃げ場のない怖さもありますが、罪から逃げず、誰に担がれることもなく最後まで自分の意思で世に立つ少年たちと、ステージに立つ本人達の姿が重なりかなりグッと込み上げるものがありました。

 

夢に向かって一歩一歩。どんなに悲しいこと、苦しいことがあったとしても、暗転するまで、装置が回るまで、袖にはけるまで、幕が降りるまで、その足でステージを踏みしめ、歩み、時に倒れても姿を残せ。Show Must Go On!

誰かからの今回の演者への想いなのか、偶然のお話で私の都合のいい解釈でも、私の中ではこれが!期待や願掛けのようで美しく見えて!しょうがないんだ!!って事を書きたかった。言葉足らずで伝わらなくても満足です。我ながら勝手だわ。

 

気になりましたら劇場でご覧いただきたいんですが、大阪松竹座でしか公演がない、そしてチケットが完売しているため気軽に行けない所がどうかしてる…

と、いうことで、

見返せるDVDが一番いいけど、配信でもいい…本作品映像化に関しましては今年もどうか関係各位宜しくお願い致します…。

コンサートや舞台は所謂現場…会場や劇場でみる臨場感もよいものですが、気軽に見てもらえる配信や、他の作品と見比べたり、見たい時にいつでも見返せる円盤化は他に変えられません。

もちろん私自身も頑張りますが、国内外問わず、未来のファンにも、沢山の方に見ていただくにはやはり映像の力に勝るものは無いので、映像化に関しては有志の皆様、お力添えの程宜しくお願い致します。受注生産で良いから!!!

 

〜、これが限界です( ;  ; )

臆病ものの私でも、言葉に残したくなる感性に響くものを見せてくれてありがとう。毎年表現させてくれてありがとう。

長尾くん個人もなにわ男子も、関西ジャニーズJr.も、更に活躍できますように。

長尾くんを見ていると、もれなく劇中とショータイムの某曲のえげつないギャップにやられます。機会がある方は、是非食らってみては。おいでませ長尾沼。

 

お付き合いいただき、ありがとうございました。

※8/26 微妙に誤記、語弊がありそうな箇所修正しました、すみませんm(_ _)m