雪降る八月、花束を。

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お日さまの記す物語 〜明日を駆ける 少年たち〜

明日の朝日が登るには、今日の太陽が沈んで、夜が終わらなければいけない。

そしてまた明日が今日に変わり、それぞれの世界が動きだす。

大阪松竹座 8/4〜8/30

関西ジャニーズJr.

明日を駆ける 少年たち

本編 日記係、囚人メインの感想・考察記事です。

 

懲りずに!物好きさんはまたお付き合いください。こじつけ好きな1ファンがこの夏見た物語。備忘録と記憶の整理が目的、全て主観になります。事務所、脚本、演者、制作サイド、取材関係者様とは一切関連がございません。素人の無礼な考察行為をどうかお見逃しください。そして毎度お馴染み好きな子贔屓です。

 

個人的意見ですが、昨年よりは一本筋がはっきり通っている気がするし、重要な役を一番好きな長尾謙杜くんが演じていたため劇中の「長尾」を追いかけて、去年よりは広い視野で物語を楽しめた気がしております。

 

★ストーリー

個人のメモです。下書きを妹に見せたら、短編小説みたいで読み疲れると言われてしまう程今回の記事は重いです。

私は台詞を一言一句間違えず覚えることが苦手なのでこのような形しか取れなくて泣 …あまりにも読みづらい箇所は図を入れたり、後ほど修正かけていくと思います。

 

囚人?看守?という方は前回の記事を参照いただけるとほんの少しわかります。

http://170815snow.hateblo.jp/entry/20180826/1535291046

 

舞台はファンにはおなじみ少年刑務所

前科持ちの少年たちが殴り合うシーンから始まり、止めに来た新人看守(今江)を煽りながら不服そうに喧嘩を止める。囚人たちは、正義と贖罪の名で楽しむように無茶な労働と制裁を繰り返す看守長の下で溜まった鬱憤などを、赤と青の派閥に分かれ、看守が目を離した間に喧嘩することで発散する日々を送っていた。そこへ新人看守の今江、そして日記をつける少年、新入りの囚人長尾がやってくる。大西率いる赤チームに迎え入れられた長尾は変わった少年で、お人好しで無邪気。赤青分け隔てなく純粋に人に興味をもち接し、皆の心を徐々に変え、自身も皆と打ち解けていった。孤児院育ちで虐められ、身寄りもなくずっと1人だった長尾の日記帳に、自分以外のたくさんの登場人物のいる日々が記されていく。ここに居るのは全員訳ありの囚人、だけど皆あいさつや言葉を交わしてくれる良い人、と。「僕、ここが好きや!」長尾は喜んだ。

楽しそうな一部の囚人が気に食わない看守長(向井)は、刑務所に入る前からの知り合いで不仲の噂のある赤チームの道枝と青チームの高橋をわざとボイラー室の掃除当番に指名する。看守が止めるも自身は「暇潰しだ」と高みの見物。2人は同じ施設の出身で、かつて同じ師を持っていた。施設を飛び出した道枝を追いかけた最中交通事故に巻き込まれてしまった「先生」をより慕っていた高橋は事故は道枝の所為だと強く恨んだ。高橋がふっかけ口論から大喧嘩になり、止めに来た他の囚人含め大乱闘。長尾は仲間なんだから争って欲しくないと必死に止めるも、ここに居たらこうでもしないと気が狂うと返される。何か方法はないのか、僕にできることはないのか。長尾は自身の書いた日記帳と向き合い考え始める。

さらに日が過ぎたある日、就労後に久しぶりの一風呂で癒されたのもつかの間、西畑の部屋から凶器になり得るハサミが見つかり看守長に尋問される。反論した西畑には容赦無い体罰が下され、止めようとした大西は母の危篤を告げられ、そんな時なのにお前はここにいるんだと蔑まれる。看守長は止められず、反論したり止めようとする他の囚人も次々と警棒で殴られ倒されてしまう。こんなのもうたくさんだと呟く皆の中心で、長尾が立ち上がって叫んだ。「…ここを出よう、脱獄しよう!!!」「やるなら皆でやろうぜ」と西畑も強く賛同し、一丸となった脱獄作戦が始まった。作戦は成功し、監獄の門から外に出ることが出来た囚人達。だが、周りを囲う海と暑過ぎる気候に気付く。日記の日付は12月なのにこの暑さ、ここはどこだ。囚人達は気付かぬ間に島流しにあっており、ここは日本のはるか南の孤島だった。故郷の雪が恋しい斗亜は、兄の大西に「ここでは、雪見られへんの…?」と不安げに問う。港に船を見つけた囚人達は、船に乗り込み日本に帰ろうとする。

看守長は囚人達の一連の不穏な動きに気付いており、わざと脱獄できるように仕向け、島を出る船まで用意させていた。囚人達は看守長の手のひらの上で転がされている事実に気付かぬまま、脱獄成功を喜び、今夜荒れる予報の海に船を出した。囚人達は看守長の思惑通り、船は嵐に巻き込まれる。必死に船に掴まるも、落ちかけた長尾を助け代わりに西畑が海に落ちてしまう。後に船は壊れ、全員共に海に投げ出される。看守長は、囚人達がたとえ生きていても、流れ着く先まで分かっているぞと高笑いした。

先に投げ出された西畑を除き、囚人達は同じ海岸へ流れ着いた。無事を確認し合い、合言葉を決め、名も知らぬ離島で住む場所の確保や食料の調達など、皆で協力してサバイバル生活を始める。一方、西畑は生きており別の場所に流れ着いて目を覚ます。満点の星空の下辺りを散策していると、日本人の墓を見つける。墓石にはニシハタカズアキと書かれており、探していた父のものであった。西畑が行き場のない感情を返答することのない墓石にぶつけていると、物陰から島の先住民が現れる。敵意を向けられ囲まれたところを助けたのは、謎の男(室)だった。「ついてこい…全部話してやる」そう告げられ、隠れ見たのは西畑も見知った姿。看守長の手はこの島にも及んでおり、島の住民も自由のない暮らしを強いられていた。謎の男こと室は以前この島のリーダーであり、西畑の父はこの島にやって来て文明をもたらし生活を豊かにした恩人だという。看守長がくるまでは平和に暮らしていたが、看守長に逆らった際に父は殺され、自身も島の仲間からも孤立し追われの身になってしまったと。そして室は息子である西畑に、父カズアキの形見であるペンダントを渡す。「カズアキはいつもお前のことを話していた、これを渡せる日が来るとは思わなかった」と室は優しく笑う。ペンダントの中には、西畑の写真が入っていた。また、他の囚人が島の反対側に流れ着いたことを教えてもらい、西畑は父の形見を固く握りしめ、室と2人で仲間との再会を目指し移動を始める。

一方で元気の無くなってしまった斗亜を必死に励ます兄、大西。なんだかんだで協力しサバイバル生活をこなせている状況と仲間がいる環境に安堵していた最中、小島と正門が血相を変えてやってきて「斗亜がおらんくなった」と告げた。「もう疲れた。」斗亜は降るはずのない雪をみて、自ら海へと足を進めてしまう。必死に斗亜を探した大西だが、見つけた斗亜は冷たくなっていた。悲しむ囚人に一番悲しいはずの大西は「こいつの心が弱かっただけ、皆も生きてこの島出たいんやろ」と問いかける。斗亜の形見のバンダナを握りしめ、守ってやれなかったと悔いる大西、これからどうなるのかと動揺する道枝と高橋の背後には、看守長が迫っていた。弟の死を引き合いに出され弱った大西、看守に捕らえられた囚人達は刑務所に連れ戻される。看守長の姿を見てすぐに逃げ出した道枝と高橋は捕まらずに済んだ。高橋は道枝に、お前も戻るか?と訊く。道枝は絶対戻らないと返し、先生だったら皆を助けるはずと続けた。その言葉と意思に高橋も共感し、因縁があった二人はここで初めて固く握手を交わす。そこへ、室と西畑が合流する。連れ戻された仲間を救うため、島の民の解放のため、西畑にとっては父の仇でもある一つの敵『看守長』を倒すべく、様々な人と気持ちを巻き込み彼等の最後の戦いが始まった。

監獄に連れ戻された囚人達は、反抗と脱獄の罪で酷い拷問を受けていた。捕まってない仲間の居場所を聞かれ、知らないと答えれば、殴られ蹴られ踏みつけられる。自身もボロボロになりながら長尾が再び立ち上がり皆を励ますも、お前に何が出来ると一蹴されてしまう。言葉に詰まったその時、道枝と高橋が現れ、再び自由を勝ち取ろう、俺たちならできると結束を促す。また同じ時、西畑と室は島の民を説得し協力者を集めた。声を上げる者の熱量と言葉を信じた囚人達は再び結束し、島の民も味方に付けた。再び看守の警備を突破し、看守長の城である監獄を引っ掻きまわす囚人達。島の民にも看守の突破に加担してもらい、西畑と室は看守長との直接対決に。自らも傷つきながらも看守長を負傷させた西畑の元に再び囚人達が集い、再会と戦果を喜んだ。が、束の間の笑顔の時間を許すまいと看守長が再び牙を剥く。狩猟銃を乱射し、囚人を、特に執着の強くリーダー的立ち位置である西畑を殺そうとする。咄嗟に西畑を庇ったのは、長尾。心臓付近を撃たれ倒れた長尾は、心から愛した仲間に見守られながら息を引き取った。笑う看守長、看守に剥がされながらも最後まで伸ばされる腕、何度も叫ばれる名前、もう目を開けない長尾。大きな戦いには勝ったが、失ったものははるかに大きいと、少年たちは仲間を想い夜明けまで嘆いた。

明らかな殺意を持ち囚人を殺してしまった看守長には、すぐに解任書が突きつけられる。「貴方は王でもなんでもない!」新人看守の今江は本部から看守長の悪事を聞きつけ調査に来た調査官であった。もう少し早く動けば、と今江は悔いる。「愛があろうが無かろうが、人はいずれ死ぬんだよ」と去り際言い放ち、看守長は離島の刑務所から追放された。

それからしばらく経ち、島での刑期を終え囚人達が島を出られる日がやってきた。彼等は思い出の日記帳と、仲間の大切さを新たにやって来た少年たちに託す。ここでの出来事で絆と希望と未来の意味を思い出した少年たちは、監獄の外へ、まだ見ぬ明日へ駆けだす。

 

昨年の記事にも書きましたが、少年たちの本筋は日記をつける少年の日記帳だと思いました。御察しの通り、私的には完全に気持ちが長尾謙杜主演舞台。結局いつもじゃんって?そうですね笑笑 それが出来る事が自ら足を運び劇場で観る醍醐味の一つだったりするので。もし奇跡的に本年度の舞台が映像化される事があっても、自分の見たそのままの画が残されることは絶対無いから、観劇って本当に宝物のような時間です。あ、DVD化、本編配信はいつでも待っております。関係各位宜しくお願い致します。

 

↑惜しくもDVD化はされていないのですが、ジャニーズJr.情報局(FC)会員動画

関西ジャニーズJr. #36 として

2018/10/15より、28分程度公演本編ダイジェストが入った動画が配信されております。一部シーン見られます。有り難いです。

 

ジャニーズJr.情報局は年会費¥2640(手数料込)Pay-easy決済ですぐに入会が可能です。まだの方は是非に。

 

本編は文字通り日の記録、開けば長尾自身と、刑務所で仲を深めた仲間との日々に引き込まれる。共に生き、明日を夢見た少年たちと共に駆け抜けた夏が終わってしまったころ、私も忘れないように整理も兼ねての更新です。というか、今回は早く書かなきゃ!書くなら今!って気がして。本当ならもう少しゆっくり練りたかったのですが…!

以下、語りたい部分を書いてます。絵も描きたいのにまとまった時間がとれないので、後ほどこっそり修正や更新されているかもしれません。

 

★日記をつける新入りの囚人 長尾謙杜(ナガオケント)

囚人番号15番。赤いつなぎのファスナーを上まできちんと閉めた、優しそうな少年。親の顔を知らずに育った孤児院出身のいじめられっ子で、顔も名前も知らない親の悪口を言われてカッとなりいじめっ子を殴り投獄されている。内気気味なものの、誰かが話しかけてくれたり無視されない環境に感動し、囚人達を仲間と呼び、刑務所の中にも関わらず人との交わりを大切にする『変わり者』です。自らも積極的に他の囚人達と交流しようとし喧嘩になればどうにか止めたいお人好し。萌え袖で大きめの日記帳を大事そうに抱える姿はそれはそれは健気で愛らしいが、この子は衝動で我を忘れ、いじめっ子を投獄される程ボコボコにしている事実を忘れてはいけない。意を決した時の凛々しい表情と力強い声と、みんなから愛される無垢な笑顔のギャップが堪らない、長尾くんの役にかけた気持ちを感じる熱演でした。

人に裏切られたり、人を憎んで非行に走った者が圧倒的に多いであろう刑務所で、長尾の笑顔と発する言葉が逆に聞き慣れず、序盤ぎこちなく挨拶を返したりする他の囚人達もまた面白い。お人好しと鼻で笑われたり、可哀想な生い立ちへの同情だろうと関係なく、長尾は言葉を交わせる仲間ができた幸せを噛み締めて日記に皆との日々を綴るのです。どれだけ酷い世界で生きてきたのだろうか。周りもそんな長尾に絆されて、赤青の派閥を超えて受け入れてくれる。長尾自身も痛々しいくらいに仲間に尽くし、最後は西畑を庇い命を落としてしまうのですが…。劇中のセリフにもあったのですが、脱獄出来たとして長尾は帰る場所がなかった。なので、西畑の腕の中で皆に看取られ、惜しまれる最期は幸せだったんじゃないかと。自己紹介で『長尾』と自分の苗字しか言っていないのに、最期のシーンでは全員に下の名前の『謙杜』で呼ばれるのです。これが、彼の全て。

見知らぬ島に流されて不安しかなくギスギスしだす中、皆を元気付けるため両手両足を大の字に開いてぴょんぴょん跳ねて「明るく前向きに頑張ろうや!ほら!太陽!太陽!」って言うシーンがあるのですがこれがまた大好きで、思い出しかわいいが襲い来る…。じゃなくて、本当に長尾は太陽みたいな子だなあと。自らの身を燃やして周りに明りと温もりを与えて、たまに眩しすぎて鬱陶しいくらい暑苦しくて。この物語は長尾謙杜というお日様が記した『日記帳』なのか、そう考えると素敵だなあなんて1人で深読みしてたりしました。日記帳とはいつも一緒で、海に落ちて島に流れ着き目を覚ました時には存在を確認して安堵した顔で砂を払って抱きしめ、看守に首を絞められた後に看守長に自身が踏まれても起き上がるより先に手を伸ばす。時には武器にもする、仲間に出会う前からの話し相手で思い出も詰まった長尾の大切なもの。長尾の心そのものなのかも。

小島くんとの日替わりでのネタですが、♪僕に聞くのかい?の歌詞にもある通り、空が青かったからここにいるらしい。脅威に囲まれ威圧され、俯いて過ごしていて、初めていじめっ子にやり返した後に見上げた空が青かったというのは、痛々しくも綺麗な絵で。うーん、もっと的確な言葉を使えたら良かったのにな。ほぼソロで歌うこの曲の長尾くんの歌声はとても優しく澄んでいて、心洗われるようです。

 

★主軸と展開

我等がジャニーさんの脚本は、生と死、責任、家族、正義と悪、幸せのあり方、真実などの裏メッセージがあるような気がしてつい勘ぐってしまいます。

説明が難しいのですが、車かなにかに例えてみるなら新入りの日記係・長尾が囚人達を変えるきっかけでありメインストーリーのエンジン。西畑がアクセル、大西がブレーキ。他の囚人も細やかな演技で1シーン1シーンを深くし、全員が同じ方向を向いて進むまでが短い時間の中で描かれていました。この舞台は、罪を犯した本来ならば悪に当たる少年たちが仲間との絆と愛を歌い、更生させる側で本来正義である看守長が絶対的な悪者…敵として書かれる。一見短絡的に見えて、なにが正義でなにが悪、衝動の裏側や個人の幸せの観点などデリケートな部分に踏み込まれるような感覚のある展開です。

 

★赤と青の色分け

青チームは、♪嗚呼思春期 でここに来た理由や罪状、怒りや悲しみや苛立ちなど思いを語るシーンがあります。昨年も思いましたがこの曲熱い。好きです。一方赤チームは何故ここに来たか語るシーンが日替わりの笑わせ箇所なので、罪状が不明な囚人が殆どです。青は個人主義で負の感情が強く、赤は割と初めからチーム内で馴れ合っている印象。しかし赤の方が衝動的で根の深いものを感じるのと、華奢な子が多く不安定さや危うさを感じます。

 

★検察官と看守

本部からきた検察官といわれる役職持ちの今江くん演じた新入りの看守今江。潜入捜査のようなもので、今江は看守長の下に付いた新入り看守フリをしつつも、囚人達を気にかける様子がありました。その他の看守は怯えたり自分もその環境を楽しんだりと、前半は看守長に従順。しかし度が増す看守長の命令と罰により不満が溜まり、検察官である今江の説得や手本で考えを改めていく。銃を乱射するまでになった看守長には流石に誰も近寄らず、混乱を鎮めるべく囚人も看守長も看守総出で取り押さえにかかります。

これは、看守役をしていた朝田くんが2018/9/13かんじゅ日誌に書いてくれた情報をもとに追記しました。朝田看守は看守長に怯える従順な看守で、最後は自らは看守長に捨て駒にされていると感じ、検察官の今江側に寝返った看守。多くの方が見られるところに自分の役や役分けについて書き残してくれてありがとう!

かんじゅ日誌は、月額¥324(2018/10/4時点)でジャニーズ全グループの日記他が読み放題の有料サービス、Johnny’s webにて読めます。

※この記事を機に入会頂いても朝田くんの更新は読めなくなっています。今後も色々な子の個人色が強い更新が楽しめますので、未入会の方は是非。日記系はほぼすべて会員継続すると読めるバックナンバー数が増えていき、記事内の本人達の肖像権に関わる画像は被写体の各FCと連動させると見られるシステムです。所謂課金コンテンツ。主観ですが、損はしてない気がします。

 

★劇中時間経過

長尾のセリフから日記の日付がわかるシーンなどで時間経過をまとめると、

①6/4 ブランコで遊んでいた所赤チームに目を付けられ、仲間に入れてもらう。

②6/30 刑務所の暮らしは過酷だが、打ち解けた仲間との交流が楽しくて仕方がない長尾。

③(刑務所に来て1or3カ月後と日替わりで問われた際に返している、公演終盤では3ヶ月のため)9月?詳細不明。道枝と高橋が大喧嘩した直後。

④12月 脱獄成功後外の草原にて。脱獄決行は夜の筈だが、明るい緑と青空の広がる夜の背景だった為、夜通し逃げ走った翌朝か?または監獄に閉じ込められていたことで気付けなかった時差の表現かどちらか。

…その後日付の詳細が分かる演出やセリフはなかった筈です。どれくらいサバイバル生活をしたのか、刑務所のに連れ戻されたのはいつでどれくらいの期間拷問され続けたかは本編では語られていません。脱獄直後からは長尾本人が日記を付けた日付のみが頼りなら、刑務所を出て時計を失い、嵐の夜に海に投げ出され目を覚ました時にはもう日付は分からなくなっているはず。辻褄は合うので以降日付が説明されないことに関して、特に違和感は感じず。

この件が気になったのはどれくらい長尾が生きていられたか、どれくらいの期間で仲良くなれたかが知りたくて。1ヶ月で大半と打ち解け、短くとも半年以上は大好きな仲間と一緒に笑っていられたみたいです。良かったね…泣

 

★2018 ♪Rival - Battle- 道枝と高橋

歌詞通り大切な先生を失った高橋は行き場のない怒りと悲しみから、道枝の罪と責める。自分も悔いているのに、納得がいかない道枝も高橋に噛み付く。役が先か曲が先か、今回の2人のキャラクターは本当歌詞・パート割通り。2人は同じ「施設」出身なのですが、保護施設なのか更生施設なのか、細やかな過去は劇中で明かされませんでした。道枝はどうしていいか分からず頑なに口を割らず、高橋は道枝をひたすら責め何かと突っかかる関係だったが、2人だけ助かりこれからを相談した際、皆を助ける事を道枝から提案。言葉にしたことで道枝自身も先生を慕っていた気持ちを高橋にようやく理解してもらえて、高橋も道枝を許容できる冷静さを取り戻していたことにより2人は和解できた。

楽曲については歌詞が分岐する部分と2人を照らす赤と青の照明がひたすらカッコよかった。個人的にどちらかといえば音程とるのが難しい道枝くんの下パートの公演終盤の仕上がりに感動しました。普段柔らかい喋り方や歌い方をする恭平くんの声が低くて怖かったのにも驚いた。

 

★南の島に雪は降る 大西兄弟
突然のAnotherこと、大西兄弟 弟の斗亜が南の島の海に雪を見て、幻を追いかけて亡くなってしまうシーン。定例な演出だからねじ込まれたという印象を受けがちなシーンですが、今回はうまくいきすぎた脱獄計画のブレーキとして機能し、高橋の考えを変えるきっかけとして考えても劇中にうまく収まっていると思います。一緒にいる集団が嫌いなわけではないけれど、それとは別にどうしても気になる場所、憧れや帰りたい場所や会いたい人がいる気持ちは誰しも感じたことがあるのではないでしょうか。慣れないサバイバル生活の中、目まぐるしく変わる環境でストレスを感じてはいたが、泣き虫な弟が弱音は吐けど泣かなくなってしまう。涙は流すとストレスを軽減してくれるらしいです。それが無くなってしまった異変に自分も母のことなどで自らを鼓舞するだけで精一杯で気がつけなかったか、気づいていてもどうにも出来なかったお兄ちゃん。結果弟は疲れ切って自ら命を落としてしまいました。斗亜がいなくなる前の大西の台詞が前向きだった為、この解釈をしています。また、人の死に直面し、守りたくも守り切れなかった時のどうにもならない大西の後悔の感情を浴び、ここで道枝をひたすら恨むだけだった高橋の心が少し動いたようにも思えました。また、大西の「皆、生きてここ出たいやろ…?」の言葉に少し目の色を変えたように見えた長尾が個人的に好きです。この言葉も、長尾の最期の行動に繋がってしまったのかなと思っています。

私事だとここは昨年の長尾くんの弟役を思い出して毎公演辛くなっていました。

http://170815snow.hateblo.jp/entry/20180701/1530422355 ※去年の記事です。

 

★最後のシーンについて

昨年は幕が降りる前、日記係である大西が座って笑っていたタイヤのブランコだが、そこに長尾がいることはない。最後のシーンは西畑がブランコを押し、誰もいないブランコだけ揺れ、大西兄の「謙杜、斗亜のこと頼んだぞ!」のセリフに対して「にーちゃん、僕は大丈夫やから」と声はするも、弟の斗亜の姿が現れることはない。死んだ者は戻ってこないが徹底されており、私は疲れて1人で亡くなった斗亜も、西畑を守ることができ、皆に囲まれて息を引き取った謙杜もどちらも未練なく亡くなった表現として受け取りました。

昨年は大西が亡くなってもなお日記係として少年刑務所のこの先を見守ってるような印象。昨年も昨年で好きなのですが、今年の日記帳はあくまで長尾が『生きている間に書いたもの』。

ところで、この内容…物語が日記帳の内容とするなら、本人不在の部分(Rivalや西畑と室の出会いなど)と、持ち主である長尾の最期や後日談はどうやって書いたか?という疑問ですが、舞台序盤の♪僕に聞くのかい?のシーンで長尾はそれぞれの囚人に絡んで回るんですが、まだ仲良くなりきれてない場面でもとっても聞き上手なんですよ。だから、道枝と高橋の因縁の話は同じ赤チームの道枝にも聞けるだろうし、高橋も聞いたら答えてくれそうな気がするんですがね。高橋とも笑いあう姿が見られたので、普通に仲良しだから話が聞けて、そのまま理由まで日記に書けていたのだと思ってます。

最期〜は西畑筆頭に長尾の死後に形見である日記帳の中身を読んで、書き足したと思いたかった。出所シーンで新しくきた囚人に日記を読めと声を荒げる西畑の印象が強いからか、私は勝手にそのように解釈して観ていました。

 

★西畑と長尾

赤青のチーム自体は仲が悪いというが、本編でも序盤からそこそこ交流が見られる2人。青のリーダーである西畑が何故刑務所に来たかも長尾は早々に知ることができた。父を探す西畑と両親のいない長尾は似た寂しさからか少しずつ同調し合ったのだろうか。西畑は長尾をお人好しで変なやつだけれども「お前みたいなやつが何かを変えるのかもな」と一目置いていました。長尾が脱獄を提案した際に賛成と手を上げてくれたり、嵐の海に落ちかけた長尾を引き上げてくれたり、看守長の銃弾から覆いかぶさるようにして守ろうとしてくれた強い味方で、確かに2人の間には絆がありました。撃たれて階段から落ちた長尾を真っ先に助けに降りて、亡くなった後一番声を上げて泣いてくれていたのが西畑でした。西畑にないもの…協力の精神や純粋な心、根拠のない自信などと、長尾にないもの…リーダーとしてのカリスマ性、喧嘩や意思の強さや経験など…それぞれを補い合えるいいコンビでした。ここ、もうちょっと深く見たかったなあ…。

 

★大西と長尾

刑務所の大事?な娯楽、タイヤのブランコに勝手に乗ったことにより赤チームの他の面々に絡まれた長尾を許し、一緒に行こうと最初に迎え入れてくれた赤リーダーの頼もしいお兄ちゃん。劇中長尾が日記帳を広げ、中から赤チームが出てくるという演出があったのですが、そちらでも手招きし一番最初に出てくるのが大西です。喧嘩シーンの大西の顔が怖くて、かわいい流星くんじゃなくてゾクゾクした記憶。家族がいる大西と身寄りのない長尾の踏み込み過ぎず思い合うような距離感も好きでした。

 

★道枝と長尾

長尾は最期、道枝の目の前で撃たれ倒れます。倒れながら道枝と目が合っている回を何回か観ました。長尾がどんな顔をしていたかは、客席からは絶対に見えないところがもどかしくもたまらなく好きな所です。道枝も目前で2度も見知った、さっきまで生きていた人が血を流し死ぬという堪え難い運命の中で強く生きている少年で。島を出る際には「謙杜、寂しがらへんかな。」と心配してくれる。長尾の日記帳から出てくるシーンでは1人後ろ向きで、一度腰掛けて正面の長尾を見つめるように出てきたことが何故かとても印象的でした。この2人にも劇中語られない時間があったのではないかな。高橋との因縁の件は実は道枝が長尾に話していたとか…道長厨の為に裏設定教えて欲しいです…泣

書いてる人は♪俺たちは上等 のお尻を振る振りと♪闇を突き抜けて の前列背中合わせがバイブル。道枝くんは長尾くんの誕生日である8/15の自己紹介日替わりでは「お前に誕プレを渡すためにここに来た」と言ってくれた最高の同期同い年の2人でした…失礼しました。

 

★佐野と長尾

お互いに変わった奴だと思っていそうな2人。絡みがないかと見ていたら、喧嘩シーンで殴られてビクともしなかったり他の囚人が吹き飛ぶくらいの勢いで看守にやられていても1人だけ傷が浅かったりする超人な部分ばかり目がいって面白くなってしまって内面的な絡みを見られなかったですごめんなさい!佐野、彼はかめはめ波も出せるし体強すぎる笑笑

佐野くんと並ぶ長尾くんは小さく見えてめちゃくちゃ可愛いです。

 

★斗亜と長尾

赤の愛されコンビ。泣いた斗亜は攻撃力がチートキャラなので、ブランコの時殴られなくて、同じチームでよかったね長尾…。絡みは♪俺たちは上等の楽曲中の振りの中にあるとお友達が教えてくれました…。

 

★高橋と長尾

違うチームで♪僕に聞くのかい?でも登場なし、なのに島を出る際に「謙杜!じゃあな!」と他の誰でもなく最後に声を掛けるセリフがあって、絡むシーンあった?という声を沢山聞いた2人です笑。長尾は本気で憎んだ道枝との喧嘩を止めにくる邪魔者のはず。しかし高橋は長尾を嫌っていません。長尾を殴ったり責めたりもしません。刑務所に来た理由を語るシーンで高橋は信頼していた仲間に裏切られたと言っており、捨てられ孤児院の環境にも恵まれなかった長尾とは共通まではいかずとも、周りを恨まないと生きていけないような境遇から同調し合えて仲良くなれたのかなあと思って観ていました。

 

★藤原と長尾

♪僕に聞くのかい?の曲中に絡む2人が微笑ましくて。青チームの頭脳派、藤原が星を見ている所に興味を持って寄って行き話しかける長尾。自分の興味分野を共有出来ることに少し浮かれたような藤原が、「お前も興味あるんか!」と目を見開き嬉しそうに早口で星と星座占いについて話すシーンが大好きでした。脱獄しよう!と長尾が声を上げた際にも無理との声が上がる中、最初にいけるかもと知識を貸してくれて、長尾の最期のシーンも絞り出した言葉に強く頷いてくれます。

役の話ではないが、長尾くんが今年の少年たちで更に丈くんと仲良くなれたようでめちゃくちゃ嬉しい!公演後に発売されたWiNK UP2018年10月号で長尾くんが丈くんが考えてくれたなんの誰にも得もない(長尾くん談)裏設定を教えてくれていました。頭は切れても発想がサイコな藤原の設定は本気なのか冗談なのか分からないよ丈くん…。そういえば「星、好きなん?」のセリフから丈長コントが始まった回があって、アレンジしたものの、自分の考えた台本を間違えた丈くんと、頼れるお兄ちゃんのミスに出方を伺う長尾くんのやりとり「…俺今なんて言った!?」「…!バイトリーダー!」(※ごめんなさい詳しくはどなたかのレポ参照くださいうまく伝わらない泣)の顔見合わせて笑った姿が可愛すぎました。それにしてもバイトリーダー回、謎。今年の夏はbrother、スタタンW稲毛コンビである丈長?株が上がった夏でした。

 

★正門・小島と長尾

♪僕に聞くのかい?曲中、寡黙で腕の立つ正門と口が達者な小島の食卓での言い合い(多分2人は気にもしていないような、食べ物の押し付け合い)をみた長尾が喧嘩を止めるべく話しかけるも、2人の強い口調にビクッと怯えてしまう。恐る恐る喧嘩を止めてほしい旨を伝えたが、結果嫌いな牛乳を無理やり飲む羽目になり2人の前で一気飲み。長尾の設定、元いじめられっ子の面影が強く出るため2人との関係も大切です。上から観たら頑張って牛乳飲む時(><)←こんな顔してて愛しすぎました。保護したい泣

後に長尾と小島の「おやすみ」という言葉をめぐった一悶着な日替わりシーンがあるのですが、人なつこい長尾がそこまで(日替わり曰く約3ヶ月?)小島と面と向かって話してないらしく、最初が怖かったからか他の囚人よりは心の距離があるようでした。さては少し苦手だったな!?かわいい。ちゃんと最後のシーンでは2人も飛んできてくれる様子から、仲良くなっていました。

個人的に小島くんの暴露?裏話ネタが好きです。日替わり面白いので是非検索してみてください。

あと正門と小島はなんだかんだで気が合うのか結構一緒に居るのが個人的にツボです。

 

★大橋と長尾

こっそり大天使癒しコンビと呼んでいました。お喋りで愛嬌たっぷりな大橋と純粋に笑顔でお話聞いたり無邪気に戯れたりする。先にも書いた長尾が「太陽!太陽!」と飛び跳ねた際、皆が頭おかしくなったか…?と引く中で「じゃあ俺青だから青空〜!」と向かい合って一緒にぴょんぴょん跳ねて胸ぶつけ合っていた長尾と私の癒し。毎公演ここが可愛すぎて死ぬ所でした。大橋くんからも、丈くんと同様に演技についてお話聞けたり前より仲良くなれたみたいで!微笑ましい!

 

★拷問担当の看守(福本)と長尾

福本くんの看守は羽交い締めし腕で長尾の首を絞めては緩めを繰り返す多分本作で一番ドSな看守。公演終盤では他の看守たちが流石にまずいだろと止めようとしてくれるようになりました。私が入った回では息絶え絶えにぐったりした長尾の首を警棒でつうっと撫でるように擦ったり、ニヤつき顔を覗き込んだり、力の入らない身体をわざと揺すぶって笑ったりしてました…。拷問シーンは、恐らく平行時間の表現として、島残留組のやり取りの暗幕の後ろで行われており、非道徳な気持ちを飲み込んでの双眼必須でしたが細かな熱演が光るシーン。本当に苦しそうで助けてあげたかった。(書こうか悩んだ末、結局追記しました…。)

 

★看守長と長尾

看守長にとっては長尾は最後まで「新入り」でした。西畑や大西、道枝と高橋はマークされ故意にいたぶる様子があるのに、長尾は拷問され仲間の居場所を聞かれる際も「新入り」。長尾は劇中、看守長からは一度も名を呼ばれる事がなく刑務所での生活を終えます。今年の康二くんの看守長は正直タイプな悪役だったので、看守長視点で、脅威ともなんとも思っていなかった存在に、少しずつ計画を狂わされてしまう極悪非道な王様のお話として物語を読んでも面白いかも。

 

…余計な感情を極力省いて、言葉を多少選びながら書いたにも関わらず、まさかの1万字越えに自分でも驚いています。のめり込みすぎる1ファンのつたない文章ですが、2018年の夏を思い出していただけたり、イメージの助けになったり、私も感想書きたいな、次あれば行きたいなと思ってもらえていたなら、とても嬉しいです。

オープニングとショータイムについては長くなりすぎてしまったため書くなら別記事にしたく、今回は割愛しました。OPも新曲も最高すぎて困る。こちらも一部ダイジェスト動画で確認ができます。

 

楽しい夏でした。来年の夏がすでに楽しみだったりします。

頑張る大好きな人達にこれからもいいことがありますように。

 

☆2018/10/5 一部追記し更新

看守と検察官について、丈長、拷問詳細、看守長と長尾他一部書きたかったこと追加、気になる部分を修正しました。

☆2019/1/28 一部追記し修正

現在局動画でダイジェストが見られる旨を追記しました。