雪降る八月、花束を。

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俺スカ 5話 私的感想メモ

日本テレビ系土曜22時枠 オリジナルドラマ

「俺のスカート、どこ行った?」

について感じたもの思ったものの殴り書き記事です。一個人の主観なので、異論や文句はお断り。もしかしたら誰かの思想や心の地雷に触れてしまうかもしれませんが、「本作を私が楽しむため」以外の意図は御座いません。

なんらかの形でこのブログを見てしまっている方へ。私はなにわ男子・関西Jr.の長尾謙杜くんを主に、事務所を贔屓にしている素人です。その点ご理解頂いた上で読んでいただけると助かります。

〜4話分は、タグよりどうぞ。

 

初めての恋とか、愛とか、信頼とか。思いを伝える大切さ。喉に詰まる言葉を原田先生の圧で清く押し流す第5話。

若林の一目惚れによる初恋をめぐる感情豊かな回です。当事者の若林と、4話で仲直りし若林の恋に気づき応援したい東条、若林に一目惚れされた他クラスの生徒愛理を中心にわやわやしていく。原田の一声で女子を中心に若林プロデュース計画が始動します。興味があるクラスメイトが増えていき、予告の絵の様に若林の初デートは大所帯に。愛理の真実を知ってしまった東条が若林にそれを言えなくて苦しみ、それを知ったクラスメイトと原田先生が見守る中で若林は愛理と「決戦」を迎える。結果若林の恋は実らずに終わる。しかし最後は原田先生の一声で逃げず自分の気持ちは伝えることができた若林でした。

東条!東条ポイントの多い今回。裏テーマは東条の心情なのかと思うくらい。屋上飯も教室で堂々と東条から誘って腕引っ張る姿にはびっくりしました。孤独でなくなり、コソコソせず元のノリと笑顔が戻った東条の周りには以前から好意的な女子グループ中心に避けていた人が戻ってきます。彼の人望です。ダチには優しいヤンチャ男子の鏡。それに加えて以前の東条にはなかった優しい目線や口調をするようになった変化が。「好きなの?」の問いに若林がテンパったらごめんごめんとすぐ謝るし、連絡先を聞き終わったあと一緒に呼吸を整えてあげる姿にとてもキュン。愛理達に呼び出され愛理が若林ではなく明智を好きなことを知った上、連絡先を聞かれた際には、「明智そういうの嫌いだから」と言い切る、話さなくなっても変わらない明智への信頼のようなものが熱い。この件で若林が遊ばれていることを知るが、おどおどしながらもどこか嬉しそうな若林の顔を見ると真実を伝えられない。1話で東条が若林に似たようなことをして、自分はにげるような事を口にしているのも視聴側としては唸るところ。デートの洋服選びでもふざけず若林が着ていても自然な服を選んであげられるのとか、若林との関係を大切にしている姿がとても好感です。

若林!頑張ったよ若林、キョドり具合がリアルで初恋の混乱が分かりすぎる。クラスを覚えて見に行ってしまうのも、話しかけられたら顔に出てしまうのも本当にかわいい!!東条と原田先生にとってもとっても愛され()、クラスメイトに茶化され盛り上げられながら、初恋に浮かれ奮闘する若林は健気そのもの。東条のおかげか教室でも若林の机の周りに人が集まりだし、少しビビりつつも東条以外とも笑いあうように。チラッと映った愛理とのラインのやりとりもかわいい。ファッションショーもかわいい。見る側が混乱してるるるるである。すみません…真面目に書きます。連絡先を交換してから、愛理にデートに誘われた事を東条と先生方に自分から話せた若林に成長を感じます。懐いていて微笑ましい。愛理に一方的に話され、一度は傷付いて黙るも原田先生に後押しされて思いを言葉にもできた。好きでした、今は嫌い、でもちょっと好き。選んだ言葉が苦しいほど愛おしい。るっるるるるとバグった若林が呼んでしまったのはとんでもない女狐(狐来ちゃうよ、は北の国からのネタでここにかかってるんですかね…?好きです!)で、恋が叶わなかったこと、自分の見る目がなかった事、多分他にも色々考えて、クラスのみんなに見守られながら誘うはずだった水族館のチケット片手に涙する若林の絵がとてもきれいでした。若林、愛理のことは残念だったけどこんなに人に囲まれてて。少し前までひとりぼっちだった彼が。

5話ではみんなの敵な愛理の気持ちも分からなくないところが。気持ちのない異性に分かりやすく好意を寄せられたからって最初からあわよくば利用してやろうな気持ちというよりは、健気で初々しすぎて、断るに断れない故の話なら分かるというか。相手は屋上から飛び降りた得体の知れない男の子だし、中途半端に断ると執着される怖さもあるし人目も気になる。愛理の言い分を信じるならこちらも相談した友達に面白がられて乗せられただけかもしれません。女は怖いし本音は時に残酷だ…。愛理もどこか本命の明智に自分から対面する自信がなくて、恋に弱気なのかもしれないです。変わる前の東条の知り合いというのが皮肉。

華麗に愛理を振るカッコいい明智。4話の一件で原田先生を見直した取り巻きの面々に離脱されるが、1人になっても先生を辞めさせられるかのゲームを続けると言い切る。学生時代の武勇伝のためと言い捨てる明智の本心は謎のままだけれど、東条に嫌がらせをする様子もなく…淡々としているように見えて、1話よりクラスでの笑顔が減り、大人びた思考はもとよりですが周りに合わせなくなっているように見えます。寂しい。

 

東条が傷付けたくなくて若林に言えなかった事実を早々に言い切り、若林が「もういいや、自分なんか」って負の気持ちを飲み込もうとしてしまう時、思ったまま言いたいことを言っていいぞ、怒っていいんだぞって背中を押して(突き飛ばして?笑)くれる原田先生が凄くいいなと。若林だけでなく東条の知った事実を本人や他のクラスメイトもいる前で言葉にして葛藤を晴らすのがまた。原田先生が間に入ることで、もし何かあっても東条と若林が本人同士10割恨み合うことは無くなるし、東条が若林に悪意がなく、関係を大切に思っていることがとても良く伝わります。すごく恥ずかしいね東条…自分が気付いて先生に打ち明けたことまでバラされてしまった…ちと不憫かわいい子…まっすぐなところも重なり、なんだか道枝くん本人に似てきたように見えます…愛しいです…。

人を許すことと、自分の苦しさを我慢することは違うということが、4〜5話にかけて若林が体感したり私がぐっときた大切な部分かな。優しさ=我慢だったり、他人から見た都合の良さを優先することが正で刷り込まれると、一時は良くても負の感情が蓄積されて自分を責めて精神を病んだり、結局周りのせいにして不憫を盾に皮肉屋のまま生きるような暗い性格になってしまうかもしれませんでした。それだとまた、将来マスクの若林に戻ってしまう。原田先生のような怒りっぽい人や愛理のようにとことん利己主義や感情的な方が常に元気にみえるのは自分の気持ちのまま怒ったり嫉妬できるから。必然脳は自分を優先する。脳への負荷も少なく、生き物として生き生きできているだけ。ただそんな人たちも、全くの考えなしでは多分ないはずで。ただ前回の工場長に続き、他者を馬鹿にしたり利用して美味しいとこだけいただこうとするならば痛い目に合ったり冷めた目で見られるかもね、という教訓のようなものかしら。

許せる心は大切だけれど、自分が嫌なものを拒む事も時には大切で決して間違ってないと伝えてくれる話構成は個人的にとても好み。容易に人を叱るどころか、些細なコミュニケーションも配慮が必要になった現代で、架空の人物からのありがたいお説教。口調は怖いけど、こんな先生がいたら確かに良かったかもと思えるようになってきた。

性格は合わないけど心強い原田や東条という自分のことを思ってくれる味方、上手くいかず弱る自分を笑わずにいてくれるクラスメイトが周りにいて、もう1人じゃないこと、人前でも感情的にまだ涙を流せる若林自身もとても恵まれている。良い変化は感じるものの、何から何まで上手く行きすぎず、若林が調子に乗りきらない自然な展開に好感です。青春だ。長尾くんのファンとしての感情は若林を泣くまで傷付けた愛理はこの先地獄に落ちれば良いと思うし(容赦なく笑)、あれだけ悲しんだ若林にはどうかいいことがあって欲しいなあと思いますが…。モヤモヤを我慢して飲み込もうとした若林の人の良さも、東条の過去の自分と対峙するような葛藤も、原田先生の勢いも良かった第6話。息抜き回かと思ったら、結構グサグサされました。着せ替え人形にされちゃう若林はかわいかった…悔しくて男泣きする長尾くんは痛ましいです。恋するお顔もずっとかわいくて。地上波で1話ほぼ丸々自担のお顔が堪能出来たことが幸せすぎました、ありがとうございました…長尾くんの演技が刺さるのは言わずもがな。だってファンだもの。

 

次回予告でも仲良しな東条と若林が…♡ZIP!スペシャルコーナーで指相撲していたのは(大変可愛いので2人が好きだったり刺さった方、未だ見ていない方は是非探してみてください)どちらかといえば仲が良過ぎてただの道枝くんと長尾くんだなーと思っていたんですが、結構すでにこの東条と若林なのか!?すっかり安定コンビになってて本当に愛しいです。みちなが好きは殺されるのか…?楽しすぎて調子乗って書きすぎてしまいました。自分で次回のハードルを上げてしまう…文字数減ってもご理解ください…。

いよいよ明智に絡む展開が?里見先生の恋路?え、結婚?どうなる?第6話も楽しみにしてます。

 

拙い文面にお時間頂戴した皆様、すみません。ありがとうございます。

 

では今週も土曜22時はテレビの前!

俺スカ待機で!♡