雪降る八月、花束を。

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メンズ校 1話 私的感想メモ

テレビ東京毎週水曜日0:12〜 ドラマホリック

「メンズ校」

について感じたもの思ったものの殴り書き記事です。

☆注意事項

公式制作元とは一切無関係の一個人の主観なので、異論や文句はお断り。本作を私が楽しむため以外の意図は御座いません。

実在の全てと切り離してお楽しみいただけますと幸いです。

なんらかの形でこのブログを見てしまっている方へ。私はなにわ男子・関西Jr.の長尾謙杜くんを主に、事務所を贔屓にしている素人です。その点ご理解頂いた上で読んでいただけると助かります。

 

ドラマ メンズ校 公式サイトはこちら

https://www.tv-tokyo.co.jp/menskou/

原作は 和泉かねよし先生の「メンズ校」(小学館)。ですが、ドラマ版はオリジナルキャラクターや設定を加えたものになっています。

正式なあらすじは公式サイト、本編は各種配信サービスでご覧いただけます。

 

冒頭5人の少年が制服のまま離島の山や林、海辺を駆け抜ける描写から始まる。『俺たちは【自由】を勝ち取る』のだと、船着場を目指す。それに至るまでのお話が数話にかけ語られる構成。牧(道枝駿佑)の回想としてお話が繋がります。

全寮制の進学校「私立栖鳳高校」に入学したは良いものの、勉強ばかりで放課後も娯楽のない離島の生活。さらに変わったルームメイトに気を使う寮生活に疲弊していく牧。

洗濯場に刻まれた自由になりたいの文字。

上級生の藤木(大橋和也)も牧のことを気にかける。疲れた様子で寮に帰ると、花井(長尾謙杜)と目が合う。花井は会釈してくれます。ここがかわいい!

周りに流されず振る舞う野上(西畑大吾)、神木(高橋恭平)、源田(藤原丈一郎)に対し、牧は内心羨ましくはあれど「ああなりたくはない」と思うようで。

たまたま、上級生にいじめられているところを一度目撃した花井が当番では無いはずの掃除をしているのが気になり、花井に声をかけた。二人で話すうち、開かずの間の存在を知る。そこで自殺があったと鬼河原寮監から聞いて二人は震え上がる。最早生きるか死ぬか…。

死ぬくらいなら逃げるだろ言う牧にどもりつつ逆じゃない?と言った花井。このことで、牧は更に花井を目で追うように。

ここでこの話のメインの事件(?)が起きます。

牧は黙って罪を認める花井を助けようとするのですが…。

花井は目立たず、嘘を背負い、苦しさを我慢すれば波風立たないと思っていそうな立ち回りをしようとします。そんな花井の存在と置かれた現状は牧だけでなく変わり者三人衆こと野上、神木、源田もしっかり認識していて助けようとはするんです。この時の花井の表情が考察にもってこいの深さで良い。

花井はこの件で先輩に恨まれてしまい、いじめを受けている最中、たまたま牧がそこに通りかかり目撃してしまいます。自身の在り方を自問自答し、殴られていた花井を庇い先輩に蹴り返した牧。ここの花井の牧くん呼びの可愛さ!()

もちろん問題になってしまい、花井を虐めていた先輩2人と花井もろとも呼び出されてしまいます。牧は真実を訴えても、被害者のはずの花井が否定する。絶望的状況に助けに来てくれたのは野上。野上、かっこいいね…。

花井は牧が花井に暴力を振るった先輩から力業で守っても、自分が悪いの一点張りのままでした。不本意にも牧と野上に助けられ(恩を着せられ?)てしまった花井。ですが、次回以降は行動を共にするようになる。(2話予告参照)

 

普通がいいを豪語するも、内心何かになりたくてなれず足掻く牧くん。野上くんは既に牧くんの良いところや才能に気付いているようで、だから仲間に誘っているようですが…。花井くんは牧くんが助けようと手を差し伸べても、なんならと無理やり引っ張り上げても、まだ自分からは手を握りかえしてくれない(掴むことができない)ようで切なく。今までのそれで臆病になり過ぎてしまったんですね…。

まさかのスタタン、俺スカに続いての3度目のみちながは嬉しいを通り越して動揺。でもありがとうございます泣

しかし挨拶の感じをみるからに牧くんに対しては初期好感度が他の子より高そうな花井くん。なんだろう根っこが良い子の平和主義同士だからかな。

お風呂上がりの花井くんのぽやぽや感と、ピンクの小さいバケツに泡立てネットに良い香りしそうなボトルに水玉のタオル!かわいい小物いっぱいでかわいい。クロックスもパステルカラーで、EDの服装も…。この部分は、原作の花井くんに近いのかな。

花井くんは後半にかけて変わっていくキャラクターで、原作そのままではないのだと長尾くん本人が語っているので今後の展開が楽しみです。

 

第1話は原作コミックス1巻の第1回の、牧が花井を助け、野上や神木と打ち解けるまでを描いた前日談のような感じ。このまま数話引っ張りそうな第一弾の脱獄計画自体がそうなのかも。

テンポや起承転結も早すぎず、背景に紛れ込む主要キャラクターやそれぞれを彷彿とさせる小物などをゆっくり楽しめる。一時停止の楽しさがあり配信サービスが充実した現代に合っていて視聴が楽しい仕様です。

あまりやたらに似てる!というのは好まれないのかも知れませんが、なにわ男子の近年の夏の松竹座公演を知る身としてなんだかあの景色を思い出すような台詞や描写に懐かしさも感じます。花井くんの逃げられないから〜の台詞とかね。17年の夏松竹の青房ケントの話をしますか?(気になった方は過去記事に夏の松竹座3年分の感想考察がありますのでそちらを。)

ともかく俺スカに続き、舞台でも気弱な少年演じがちだった長尾くんの本領発揮しています!

 

夏の舞台から活躍の場を移し、

全員出演地上波ドラマという夢のような形でまた違う色の「ひと夏」を見せてくれるなにわ男子。なにわ男子として、作中のキャラクターとして、一粒で二度美味しく頂ける…!

 

コロナ禍が一時のパニックは落ちつけどまだまだ続きますが、その中、毎週の楽しみが増えて本気で自担が生きる糧…

男子の青春いっぱいのドラマ、皆様も良ければ是非一緒に。

毎週水曜は少しだけ夜更かししましょう…!