雪降る八月、花束を。

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メンズ校 8話 私的感想メモ

テレビ東京毎週水曜日0:12〜 ドラマホリック

「メンズ校」

について感じたもの思ったものの殴り書き記事です。

☆注意事項

公式制作元とは一切無関係の一個人の主観なので、異論や文句はお断り。本作を私が楽しむため以外の意図は御座いません。

実在の全てと切り離してお楽しみいただけますと幸いです。

なんらかの形でこのブログを見てしまっている方へ。私はなにわ男子・関西Jr.の長尾謙杜くんを主に、事務所を贔屓にしている素人です。その点ご理解頂いた上で読んでいただけると助かります。

 

ドラマ メンズ校 公式サイトはこちら

https://www.tv-tokyo.co.jp/menskou/

DVD、Blu-rayBOXも発売決定しています。

原作は 和泉かねよし先生の「メンズ校」(小学館)。ですが、ドラマ版はオリジナルキャラクターや設定を加えたものになっています。

見逃し配信は次回放送まで、各種配信サービスで視聴可能です。正式なあらすじと、配信先については公式サイトを参照ください。

 

養護教諭の福原先生(福田麻由子)に好意を抱いている野上(西畑大吾)は、福原先生のいる保健室に入り浸っており、ぞっこんな様子に真っ先に気付いた花井(長尾謙杜)。身近な友人の恋の香りに盛り上がる面々。桃井(大西流星)は花井に頼まれて2人の気持ちを探る。2人が両思いであることを確認した花井、神木(高橋恭平)、源田(藤原丈一郎)、桃井は恋を応援しようと、花井筆頭で福原先生をプロデュースして野上へのサプライズを企画。野上と同室の牧(道枝駿佑)は状況を把握できぬまま成り行きで騒動に巻き込まれて…。

 

見逃し配信まだ間に合います!

 

野上の恋がメインではありますが、野上と牧くんが本気喧嘩して仲直りするという友情回でもあり、花ちゃんが大変かわいい回でもあります。ハンカチ噛みここだった!!野上への共感でハンカチ噛んじゃう優しい子なのね…仕草が可愛くフクちゃん先生にメイクを施したり目立つシーンが多く花ちゃん担、長尾担へのご褒美映像すぎたので花ちゃん多め&普段よりさらに纏まりと落ち着きの無い文です。

 

たまたま野上が見つけ保健室に持ち込んだ弱ったカブトムシと人形、神様とかキーワードが多い回。この辺は作中で語られているから割愛します。花ちゃんのモチーフはクマのお人形だったなあとか、花ちゃん部屋で計画中にそのお人形を動かしている神木くんが可愛かったりする。

フクちゃん先生も自分に自信が持てないコンプレックスタイプで…。でも優しくてあたり柔らかく、良い先生なんですよね。

神木くん源田くんの同室コンビの台詞が痒いところに手が届き、いちいち切ない。源田くんは7話最後、想いを伝えましたが結局、彼女とはそれっきり別れてしまったようです。神木くんのお姉さんの真奈さんはフクちゃん先生にプレゼントする服を選んでくれるくらいなので、神木くんとは連絡が取れている様子。神木くんの姉ちゃん呼びが愛しくて苦しい。もう少し早く誰かが背中を押してくれたら、今が違ったかもしれないとか言っちゃうんです。伝えないと、行動を起こさないと相手には伝わらないことを痛感した2人だから言葉が重い。

野上は野上で距離を計っていたが、周りが先走ってしまい、一度各々意図しない形に拗れてしまうのがよく出来ている部分で。良かれと思ってが裏目に出てしまう。他人の想像する当人の気持ちは想像でしかなく、理解ができているつもりの仲間内だとしても、言葉で意図を伝えなければ伝わらない。

ドラマ版野上は女性との対面での接し方に問題はあるけど、常識も観察眼もあると思っているので。お洒落したフクちゃん先生を見て、異性として反応するより先に人として、その変化が自分の意思かどうか先生に問うのが本当にカッコ良かった。その前に嫉妬の描写を挟むので、良かれの行動だとしても好きな女性が他人に干渉されることが許せなかったのかも知れない。野上は分かりやすく余裕がなくなっています。うまく制したり流していた、牧くんの怒りに張り合ってしまい取っ組み合いになるほどに。

何も知らないまま巻き込まれたのに何故か一番熱くなるのは牧くん笑 手足長いから迫力凄い。この子は、誰かへの恨みとかではなく、間接的にでも自分の無力感や劣等感を感じた時に怒り、衝動的に手(足)が出てしまうようです。他人にムカついた時はギリギリ堪えられる傾向とみた…。

にしても、花ちゃんの演技じゃない「マッキー…(助けて…)」を牧くん側から撮ってくれた監督さんにお礼を言いたい!!あー!か!わ!い!い!私はマッキーじゃないけど絶対助ける(?)

主体的に行動をしているだけでなく、花ちゃんは1話でも3話でもできなかった「自分が困った時、自分から他人に助けを求める」行動を初めてします。多感な高校生とか、男子でなくても自分が起こしたそれで助けを求めるのは勇気がいるし、それができる仲間がいるって素晴らしい。言葉には詰まっていたけど、牧くんは味方になってくれて話を聞いてくれたようで良かった。演じて意のまま人を動かすんじゃなく、花ちゃんの本心のお願いであることが1話や3話との表情の違いから明らかで。花ちゃん発案でキューピッド計画を実行している件も、単純に自分の興味を偽らず素直になったこと、いじめや言いように使われなくなっても他人に積極的に関わるこの子も元より人の為に動く事が好きということが伝わってきます。将来はファッションや美容の方面なのかなと、将来性も感じられる。花ちゃんが生き生きしている様子は感動シーンでもなんでも無いのに何回も泣きそうになった。牧くん、2度も花ちゃんを庇ってくれて本当にありがとうございました。

 

やっぱり過去の花ちゃんは牧くんの弱い部分、他人に頼れず自問自答し苦しみ、劣等感を抱えている自信を写した鏡のようなものだったりして。誰かを助けたり手を差し伸べることで自分まで救われる。それをエゴイズムと卑下する必要はないよ、ということなのでしょうか。牧くんの不器用さがかわいい。本人には言わないけど、牧くんのそういうところがみんな好きだよきっと。

 

この話の終わり方が好きで。野上は皆に背中を押され、気持ちを伝えるのですが付き合いたいとか直接的なことは言わなくて。野上が髪飾りを差し出し、先生が受け取る。それだけなのだが、最後2人で元気になったカブトムシを木へ返してあげるところを藤木先輩(大橋和也)が写真に納めておしまい!結ばれている結ばれていないの描写はなく!でも一緒に放したカブトムシを見守る2人の顔の穏やかさ!ここすき!

 

みんな仲間の力になりたくてしょうがない。

他の為に動く心が綺麗なドラマだなぁと改めて思いました。青春だ!

 

以下、いつも以上に脱線してます。

そういや、ドラマ版メンズ校のキャラクターの設定て、七つの罪源なのではと。七つの大罪、漫画の方じゃなくカトリックの方。漫画やアニメで知ったり触れた方も多いはず。傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰。これらは罪そのものというより、人を動かす欲望と感情とされています。強欲神木くん、嫉妬花ちゃん、憤怒牧くん、色欲野上、暴食源田くん、9話の展開次第ですが1話ベースなら怠惰が桃てぃん、傲慢が藤木先輩なのかな。

1話時点『金・飯・女』が自分の好きなものに没頭する牧くんからみた神木・源田・野上を指しているのは分かりやすかったけど、後の4人はなんだろうと考えてしっくりきたのがこれだった。牧くんは蓋を開けたら事なかれどころかとにかくカッとなりやすいのと、花ちゃんの嫉妬は良いやつと嫌なやつの台詞からです。

仕事の昼休みにラーメン啜ってたら野上と喧嘩した牧くんの台詞にあった神様という単語から派生し浮かんだ説なので関連付け甘いですが、なにわ男子が7人で良かったなあと思ったので一応書いておく。偶然ですが7って色々な意味を持つ数でして、私は「正七角形は定規とコンパスでは描けない」話が好きで。完全でありながら変化や多様をも表す数。このグループの未来もそうであって欲しいなと思う。

出されたものに味付けして食べている形なので、繰り返しますが実在する全てのモノとは関連がございません。お粗末でした。

 

なにわ男子の配信ライブも楽しかったですね…!!やっと会えて嬉しかった!ドラマきっかけで興味を持ち、公演見てくださった方がいたら1ファンとしても本当に嬉しい限り。

 

9話は藤木先輩の回、展開がまさか過ぎる…笑 ほんのりエリカに惹かれていそうな牧くんはどう立ち回るのか。桃てぃんも頑張るようです、藤木先輩と思いの外仲良しなの可愛い!

 

同じ作品鑑賞と一括りにできないほど楽しみ方、愛し方は違う。けど!同時に楽しめるこの機会を大切にしたい。

残り話数も少なくなってまいりましたが、水曜日放送の9話も一緒に楽しめたら幸いです!