雪降る八月、花束を。

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メンズ校 11話 私的感想メモ

テレビ東京毎週水曜日0:12〜 ドラマホリック

「メンズ校」

について感じたもの思ったものの殴り書き記事です。

☆注意事項

公式制作元とは一切無関係の一個人の主観なので、異論や文句はお断り。本作を私が楽しむため以外の意図は御座いません。

実在の全てと切り離してお楽しみいただけますと幸いです。

なんらかの形でこのブログを見てしまっている方へ。私はなにわ男子・関西Jr.の長尾謙杜くんを主に、事務所を贔屓にしている素人です。その点ご理解頂いた上で読んでいただけると助かります。

 

ドラマ メンズ校 公式サイトはこちら

https://www.tv-tokyo.co.jp/menskou/

DVD、Blu-rayBOXも発売決定しています。

原作は 和泉かねよし先生の「メンズ校」(小学館)。ですが、ドラマ版はオリジナルキャラクターや設定を加えたものになっています。

見逃し配信は次回放送まで、各種配信サービスで視聴可能です。正式なあらすじと、配信先については公式サイトを参照ください。

 

夜間無断外出、不純異性交友、不法侵入による処分決定待ちであったが、スイスに旅立ってしまう鷹野(芽島みずき)に会うため軟禁から逃げ出そうとした牧(道枝駿佑)は何者かに攫われる。その犯人は野上(西畑大吾)、神木(高橋恭平)、源田(藤原丈一郎)、花井(長尾謙杜)、桃井(大西流星)、藤木(大橋和也)。仲間たちは事情の聞き出しに成功し、鷹野を思う牧の気持ちを知った6人は島からの脱走に協力することに。全員退学覚悟の「脱獄計画」がはじまる。

 

花ちゃんはまたメイクやコーディネートがやりたいようで、フクちゃんこと福原先生(福田麻由子)の服を借り、牧くんを変装させて連れ出す案を出すが、野上にフクちゃん先生を軽い気持ちで巻き込めないと却下されている。結局、野上の思いつきで牧くんは釣り道具を持たされ鬼河原先生(袴田吉彦)の格好で抜け出すことになるので当たらずしも遠からずなのだが。どんだけプロデュース楽しかったのか…と微笑んでしまうくらいかわいい。またできたらいいね…。

というか今回のお話は、みんなのキャラクターを紹介するような台詞があり、ますますクライマックスを感じる。やはり藤木先輩は怒ると少し口が悪いのが先輩風吹かせて無い素の性格なのかな…!2話ぶりの派手な暴言では。

 

野上が見つけていた、日本のフランクモーリス作の謎の宝の地図に書かれていたのは、ボートのありかだった。年季の入っているボートだが、7人はこれで本島を目指すことにする。漕いでいるシーンをよく見ると、神木くんが頑張って浸水してきた海水を海に捨てていた笑

無事本島に辿り着いた7人は、空港を目指し砂浜を走る。

 

日が暮れ、7人で空港近くの公園の土管で野宿。それぞれの部屋で寝ていた昨晩との対比が熱い。眠れなくて抜け出した牧くんと野上のやりとりを、起きてこっそり聞いて微笑んでいた(爆睡の藤木先輩除く)みんなが愛しい。みんな牧くんが引き合わせたんだよ、だから牧くんが大好きなんだよね。あのシーン本当に優しくて大好きです。

特に接点の無かった7人の始まりは牧くんの意思とは関係なく、花ちゃんを助けようとする牧くんの姿に、孤立しても動じずなんでもできた野上が興味を持った。立ち上がった力試しの脱獄計画に神木と源田が加わって。花ちゃんも成り行きながら参加して、そのまま仲間に。それを見て羨ましくなった桃てぃんが加わって、藤木先輩も加わって今。

野上から牧くんを誘った、感情的な理由を聞くのは今回が初めてでした。牧くんが当初自分に気を回していたのも気付いていた。天才と言われても、自分が持っていないものを持っている者をみると羨ましくなる、当然に友達が欲しいと思う事だってある。自分一人なら悩まなくていいことに手を焼く事になっても、一緒にいたい仲間に出会えた。人を助ける気持ち良さを知った野上。青春だなあ。

1人で抱えるつもりだった荷物もみんなで持ったら案外軽かったり、1人で考えるよりみんなで考えたほうがたくさんの案が生まれるもの。団結して何かを成し遂げたり、誰かのために動く気持ちは、外から見るととても美しく見える。青春の正体ってきっと…。

 

牧くんは自分が仲間に出会って得たものを生き証人の仲間とともに、スイスへ旅立つ鷹野ちゃんに伝えに行く。自由になれよと。

鷹野ちゃんの自転車をもらえる事になった牧くん。捨てられなかったアイスのあたり棒を鷹野ちゃんに取られて。あたり棒を眺めなくても、振り返れば牧くんには仲間がいるから大丈夫。鷹野ちゃんにとっても、牧くんと出会えたことがアタリということかなあ。ドラマ公式グッズのキーホルダーにもなっているので。

連絡先を知らなかった2人でしたが、最後牧くんが鷹野ちゃんからもらった自転車で手紙をポストに入れる、文通の描写があるので後ほど交換できたのかな。

苗字で呼んでいた2人は最後、お互いにフルネームで呼び合い別れた。大事なのはどこにいるかじゃなく、誰といるか。牧くんの言葉をもらった鷹野ちゃんは、無事新天地で友達ができたようだ。良かった。

 

やり切った仲間たち。とりあえず寮に帰るためヒッチハイクを狙う。止めたワゴン車の運転席にいたのは…。

鬼河原先生、人情という言葉が似合う良い先生だった。30年前の日本のフランクモーリス素敵。野上が牧くんを脱走させる案を思いついたこの話のキーアイテムのウキ…洗濯場の自由になりたいの文字を今まで消さずにいた先生は、この環境から逃げたい生徒の逃げ道を敢えて示してくれてたんだろうな。自分が把握できる範囲であれば、助けられるから。生徒の思い通りになり過ぎないから舐められないし、でもいざという時に自らが嘘をつく覚悟で味方になってくれる先生がいると学校も捨てたもんじゃないなと思える。いい潮が来て、見事釣られたのは野上たちであったか。仕掛けた先生の方が一枚上手だった。人間味が深い!

空港から学校まで牧たちを送り届け、約束通り島を出た生徒は居ないと言ってくれたものの、脱獄犯服役中こと罰の掃除当番の期限が卒業までに伸びてるし桃てぃんと藤木先輩もしっかり足されてるのも流石です。そこは抜かり無い笑笑

 

追試の結果、退学を免れた牧くんを動物みたいによしよしする源田くん、牧くんの手を握る花ちゃん、飛び込んで抱きついて何故か皆に引き剥がされる藤木先輩のシーンで癒された。

野上は絵がまた上手くなっている。フクちゃん先生を近くで目を逸らさず見るようになったからかな。

そんな野上は、今度は環境から逃げ出すのではなく、環境を変えようと企む。今回の話中では周りの賛同を得られてなさそうでしたが、次回12話は2年後のみんなで改革した学校の様子が見られるようです。

 

次回が最終回!さびしい…。

最後までメンズ校を一緒に見届けられたら嬉しいです。アオハルしよ!