雪降る八月、花束を。

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青い星と隣の赤 5/6少年KABUKI千秋楽の記憶

そのメールは2018年3月28日12時過ぎに届いた。

『Jr.情報局メール伝言板 3月28日号』

そこに書いてあった

ちびっ子お笑い七変化 少年KABUKI

 

出演 
道枝駿佑・長尾謙杜
嶋﨑斗亜・岡﨑彪太郎・西村拓哉・大西風雅

…??!?!!!

このブログの過去記事を参照いただけるとわかる通り、当方は長尾くんのファンで、道枝くんとのシンメである道長が好きです。上に名前あるってことは主演なのか?!?シンメでのお仕事が、自担主演の報があまりにしれっと書かれておりあまりの急さが気持ち悪かった。

 

…色んな方の色んな気持ちを預かって、今長尾くん、道長座長の魅せる精一杯をこの目で見るべく、今まで生きてて手にした中で一番重たく感じたチケット。緊張し過ぎて入る前、体調と気分が最悪だったのも終わってみたら良い思い出。キャパがおかしい。

 

2018/5/6  第3部 18:00-

国立文楽劇場 小ホール

ちびっ子お笑い七変化 少年KABUKI 

千秋楽 60分の記憶

 

結果やっぱり長尾謙杜くんとシンメのことしかない、私の記憶であり遺書(笑)です。興味のある方は引き続きどうぞ。

 

とにかく和!着物!傘!扇子!和メドレー!

メインはセトリ後半の歌舞伎・人形浄瑠璃に脚色されている、雁金五人男をアレンジした「雁金組参上!」。

タイトル出典はweb、一部情報引用。

 

個人的には少年KABUKI、道長演舞場18だった。何を言いたいかと言うと、DVD化もされている滝沢演舞場06(滝沢歌舞伎の原点でもあるらしい)とセトリや演出など重なる点が多い。

誰か偉い人がもう一度見たかったのかなと思うくらい滝沢演舞場。びっくりした。この記事を書くに至るまでに内容を思い出す為にdisc1を10回以上観てる。DVDを持っている方は一回見て欲しい。少年KABUKI思い出せます。

 

①♪百花繚乱

まさに百花繚乱。色鮮やかな着物を着た美少年達が小道具の扇子を使いつつ舞う。別に脱いでもないのに色っぽくていけなかった。本家とは振りは違うみたいですが扇子を口に咥えて広げたりする。最年長が15歳の子達の艶っぽさに感情が溺れ死にました。開演数分で。

金の扇子より長尾謙杜が輝いていたし美しかった。すごく綺麗だった。このたった60分、一生忘れないと思う。

 

★口上

「DKなりたての、関西一の釣りバカオタク。皆様も、大きい魚も釣り上げたい!長尾!謙杜!」

いい声!滝沢演舞場や滝沢歌舞伎のDVDは何度も観ていたのですが、まさか謙杜くんの口上をこんなに早く生で聴けるとは思ってませんでした。内容は各誌レポの通りです。既に釣られた魚なので大人しく餌を求めて寄って来てしまったまでです。

 

何より幸せだったのは、

普段の松竹座なら西畑さん康二くんが出るあたりの、立ってるはずの曲の一番の盛り上がりでメインの子が登場する場所に、道長が居るよ!!嬉しい!!!!!

のちに雑誌の対談(STAGEnavi)で本人達からも気持ちがいいとのコメントもあり、ファンとしてもめちゃくちゃ嬉しい。誰とも被らない0番、いや、いつだって好きな子は双眼鏡の0番だけれどそれとはまた違うんですよ。贅沢だ。

 

♪雅〜誘う

大扇子や傘を使った派手な和演出の楽曲二本。傘が回ったり大扇子をぶん回したり、同じく小道具ありの百花繚乱よりこちらは力強く雄々しいパフォーマンス。とにかく画が派手で圧巻でした。重たそうな着物で大扇子を扱う皆が出来る子すぎて。

 

②♪青い山脈 下駄ップ

生の木の音が迫力ある下駄ップ。バランス取り難しそうなのに特に大きくブレることなく完走。上半身にも振りはあるし表情づくりはとても頑張っていたけど、どうしても後列からだと足元の下駄がよく見えなかったことは残念。

 

③★白虎隊

演舞場06のものの、冒頭殺陣なし・官軍が出てこないVer.

燃える城を見上げ、幼いながらに最期の華、自決を選択する隊士達の「悲劇」の物語。副将の様な立ち位置で、仲間の自決を止めようとするも止めきれず、死に切れなかった仲間の腹を刺し、首を落として介錯し、最後は自分の首に刃を立て、悲痛な叫びを上げたのち命を散らす役でした。2017夏に続きまた死んでしまうのは先に友人の報告やレポで分かっていたのですが、心の準備をしていても隊士長尾くんは見ていて辛かった。

仲間を介錯する瞬間の瞳孔開いた様な表情から、仲間の身体を貫いた感覚で顔を歪め、落ちた首を見つめる表情がとても…とても…。

亡くなる時、自ら首に刃を立てる為目をひん剥いて崩れ落ち、舞台袖へ捌けるんですがここも良かった。とても絵には描けないですが泣

長尾くんが捌けた後に、主将のような道枝くんが自ら腹を刺した弟役の斗亜ちゃんに駆け寄って来ます。滝沢演舞場06では兄が弟を介錯する場面ですが、道枝くんは斗亜ちゃんを介錯する事はなく、看取った後若い命を散らしてはならぬと叫んだのち、姿ある敵と言うよりは現実に叫びながら斬りかかるようなシーンで終わります。すごく主人公。

このシーンは長尾くんが好きなシーンに挙げていて、いつも道枝くんの叫びを聞いてからMASKの準備をしていたそう。かわいい。

 

演舞場06でタッキーが演じた役やセリフを半々道長で割ったイメージで大体合っているのかなと。+長尾くんが隊士2〜3人分くらい働いてる。弟とのシーンはステージには道枝斗亜の2人だけになります。

 

④★MASK DANCE(長尾メイン)

これまた長尾くんの変面をこんなに早く見られるとは…。顔も隠れてしまっているので、唯一露出している手の、指先の綺麗さにやたら目がいって、ごめんなさい逮捕しないでください泣

詳しくは無いのですが、素人目では仮面を外す時ももたつかず綺麗に演じきれていたと思いました。不気味ながら、かっこよかったです。

 

★MASK→レーザー(道枝ソロ)

変面からの、道枝くんがレーザーを振り回すソロパフォーマンス。会場が狭いので綺麗というよりは迫力がすごい。恐らく双眼鏡禁止はこの演出のためか。(下手したら目が焼かれる…)美貌も人間離れしているのに、遂にレーザーを扱えるJr.になってしまった道枝くんが強い。

 

上二つ、道長が着ていた衣装は演舞場06のMASKにてタッキーが実際に着ていたものそのままです。DVDを見返してびっくりしました。先輩の大切な衣装着せてもらえたんだなあと思うと、涙が…。

 

⑤♪愛されるより愛したい(道枝長尾)

イントロからしんどい、キラキラのお揃いセットアップ赤青シンメ道長。ハンドマイクと2人だけのステージ。

ターンの時に同じ様に広がるジャケットのシルエットが同じだったこと、その画がひたすら綺麗で、このシンメが好きだと惚れ直した。これを絵にできたら良かったのだけど、納得のいくものが描けていません。

 

ちょっと余談、中に着ているセットアップのベスト、ANOTHER2016のショータイムのカナシミブルーの衣装な気がして必死にフォトセットを見返したり雑誌や既出の画像拡大したけどやっぱり同じものでした…。衣装としては2人の特別ではなく関ジュ御用達の衣装ではあるんですが、襟の形とポケット、縫い目の具合から特定してます。当時少し大きかった衣装がぴったりになっていたこと、2年も経たぬうちに2人が実力も外見もこんなに大きく成長していて感動する。

道長のその時しかないたった一瞬をまたこの目で見られたこと、本当に嬉しかった。

…少しだけ自分語りをさせて欲しい。2016夏の一目惚れに近い。名前も知らず、ただ赤青の衣装を着た2人がセンターに立って精一杯歌う姿だけが強く記憶に残った事がはじまりです。その時の衣装なので個人的にかなり思い入れがあって、もしやと思った瞬間からどうにも堪らなくて、立見だったら膝から崩れ落ちていた。ありがとう文楽劇場小ホールの椅子。2人とも踊り方にそれぞれ癖があるのに、あの日は本当に綺麗に揃っていたんです。

 

♪紅く燃ゆる太陽(風彪西斗)

正直愛されるより愛したいで思考停止していて…カラフルなベストきたみんなが可愛かったです。あと千秋楽公演には琉巧くんが来ていて、客席から見守ってました。6/10放送のまいジャニの同曲ではちゃんと混ざっていてホッとした。

 

⑥♪山寺の和尚さん

可愛すぎる。可愛すぎる記憶しかない。ひたすらかわいい。雑誌にあるゲネプロの写真はズラ被ってないのですが、本公演は坊主ズラありでした。でもかわいい。向かい合って満面の笑みで手遊びしだす推しシンメ、これは夢かとすら思った。

猫をかん袋に押し込めて〜、ほっと蹴りゃニャンと鳴く、という歌詞があるのですが、歌詞に合わせて、所謂猫ポーズ、にゃんってして♡のアレでぴょこぴょこ動く長尾謙杜というとんでもないものを見てしまった。幻ではなかろうか。可愛過ぎて苦しかった。道枝くんも同じ振りだったかは分からない、長尾くんだけで限界だった。

 

大喜利パート

正直カナシミブルーデジャヴと道長手遊び、にゃんにゃんショックの怒涛の連撃で思考が落ちていたのと、この辺りの文字レポは多いから完全に人任せにしていますごめんなさい…!滑りながらも屈せず頑張るみんなを見守ってました…!

長尾くんがボケて滑り地面から出てないハードルを、道枝くんも滑り倒し地に埋める、このハードルのくだりが面白かったです。

 

⑦★雁金組参上!

歌舞伎や人形浄瑠璃の脚本、雁金五人男のうちの、雁金文七(道枝)と庵の平兵衛(長尾)の2人が主役のオリジナル歌舞伎。国立文楽劇場という会場も意識された、弱きを助け、強きを挫くやくざ者を描く後味の良い人情劇。

文七と平兵衛は二人旅をしていたが、食に困り空腹で行き倒れる。倒れた先は山川屋の店先。見兼ねた山川屋は二人におにぎりを恵んでやります。(具材は日替わり)お礼に二人が活躍するお話。

まず一緒に旅して一緒に行き倒れる文七と平兵衛ニコイチ過ぎるしシンメ好きの夢が詰まり過ぎている。やくざなのに山川屋(斗亜)から貰ったおむすび一つで笑顔になるし、かわいい役である。

山川屋に恩を返すべく、山川屋と恋仲で、婚約する予定であったおたきを金で買おうとする五太夫(彪太郎)、五太夫のお抱え剣士の角左衛門(西村)、五太夫の提案を承諾してしまった、富田屋(風雅)を懲らしめに向かいます。

主に角左衛門との戦いが見せ場。角左衛門にそれぞれ文七、平兵衛の順に見栄を切るシーン、3人は歌舞伎の殺陣?もあります。ヤクザなので凄腕剣士には容赦なく2対1。2本の番傘で応戦します。平兵衛の人を殺しかねないやばい目つきにクラクラする。決着が明らかになったのちは悪戯っぽくニヤついてる。これもまたいい。

角左衛門、五太夫、富田屋を負かし、最後山川屋とおたきに傘を差し出したのに1本でいいと返され、自分の傘を使ってもらえなかった文七がしゅんとしながら俺の使ってもらえへんかった…みたいに呟いたシーンの文七は道枝くん。めちゃくちゃかわいかった。そのあと山川屋とおたきの真似して一瞬寄り添って相合傘する文七と平兵衛に固まる私を差し置いて2人も退場し、終幕。道長、全体的に美味しい。おかしい。相合傘の写真はバッチリ雑誌(ポポロ2018 7月号の118ページとか)に掲載されているので是非。ちっちゃいけど!

個人的に着物の裏地がオレンジなの可愛くてすき。

 

カーテンコール♪Feelin' good

手拍子煽るみんなが可愛い。肩組んだりアイコンタクトしたりわちゃわちゃ!衣装は雁金のままです。客席降り、札配り!

 

鳴り止まない拍手に、Wカテコ有。

涙声の自担の挨拶とお顔見ていたら記憶があまりありません。感情が爆発して見事なまでに何も覚えてない。

 

メンカラ記事にも追記しましたが、全体的に道枝赤、長尾青の統一あり。

ほぼずーっとシンメ。感無量。

まだ成長期真っ盛りのJr.×和の詰まった60分でした。七変化!とつくからに、ほんとに七変化してる!と気付いたのはだいぶ後になってからです笑

①和装+道具②下駄ップ③白虎隊④マスク⑤現代アイドルパート⑥坊主⑦雁金組…あ、衣装のことかもしれない7着は確かにあった気する…。

 

事務所は本気で売り込む気があるならもっとキャパ…大胆な挑戦をして欲しかった部分が最後まで引っかかる点ですが(偉そうにすみません…本当にキャスティングして下さっただけでも嬉しかったです泣)、本人達頑張ってたし、次は大きいところで再演して欲しい。こんなところで言うのもなんですが、お願い致します各位。

 

観た方が言う「また観たい」も勿論、観に行けなかった方の「観たかった、次は観たい」は力になります。

それに長尾くん自身も「再演したい」と言っているし、本人もやる気なら叶わない夢じゃないよね!?

 

長尾くん、かんじゅ日記 2018/4/27更新分では

3日で9公演ということで ファンの方々と僕ら、どちらも39(サンキュー)な気持ちになれるような 公演にしたいと思ってます!👍 ※改行除き原文まま

と素敵なコメントを書いています。

楽しかったよ、ありがとう。

是非再演ではもっとたくさんの方を幸せにして欲しいな、なんて。その時は私もまた観に行けたら…じゃないね、行きます絶対。

 

少しでも観たくなったりするような事があれば、どんなに時が経っていようが再演要望や意見を投げてくれたら1ファンとして嬉しい限りです。

終わったことにも関わらず、2人に、2018年5月の少年KABUKIという舞台に興味を持ってこのような僻地のブログの記事に目を通していただきありがとうございます。

 

言葉としてはこたちゃん(岡﨑彪太郎くん)の最後の挨拶が一番印象に残りました。私達の色んな事情は筒抜けだったんだろうなって。

解釈の仕方ではありますが、彼なりの来てくれたファンへの精一杯のありがとうと、ごめんなさいこれからもっと頑張りますに聞こえた。ちょっと自信なさげな顔で、でもしっかり現実に向き合い自分の言葉にする年相応の勇気ある心を見た気がして、素敵な子だなあと感心したりしました。あくまで第三者からの印象です。

 

本当に観に行けてよかった公演でした。

長尾くん、道長の2人について行ったらこれ以上のものが見られるのかなと明日への希望しかなかった!今度は恭平くんとも一緒にお仕事出来たら良いなあ、少年KABUKIも5日公演遊びに来て、助けてくれた頼れる卍お兄ちゃん!

5日は観ていないため、私は語れませんので!泣 色々調べてみて下さい。

 

入れたのは1回きりでした。双眼鏡禁止だった公演でしたが、公演時間が短いこととスタンディング禁止の着座観劇だったもありメモが捗りこの通り結構書けました。メモの台詞が解読できなかったのが心残り。

いつ誰にどこから何を言われても、どんな未来が待っていてもこの時のみちながはずっと宝物です。

本当はWUのベストコンビ大賞締切までに書きたかったのに華麗に間に合わなかったです。申し訳ない。

 

ではまた、現場にご縁があり、書きたい気持ちが溢れたら。

 

…今年の夏が来るまでには、少年たち17の記事のまとめします( 宣言しないとやらないからね)

 

※以下は描いていた分の絵レポです、雑誌出る前に記憶を頼りに描いていたりするので衣装など微妙に間違っています。一部しかかけてませんが、観たい方のみどうぞ。

 

★白虎隊 長尾くん

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♪山寺の和尚さん 長尾サイド
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